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宝島
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2018/06/21 |
| JAN | 9784065118634 |
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宝島
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商品レビュー
4.2
355件のお客様レビュー
話が難解だった
直木賞受賞作品ということで読もうと思った。最初は、グイグイ読み進めていたが、途中から場面が色々と変わってなぜそうなったのか、どこにいるのかわかりにくかった。 方言もあり最後まで自分が本の中に入り込めなかった。 沖縄の歴史がわかったのは収穫だった。 歴史を知った上で沖縄を見る...
直木賞受賞作品ということで読もうと思った。最初は、グイグイ読み進めていたが、途中から場面が色々と変わってなぜそうなったのか、どこにいるのかわかりにくかった。 方言もあり最後まで自分が本の中に入り込めなかった。 沖縄の歴史がわかったのは収穫だった。 歴史を知った上で沖縄を見ると、違った視点で今を見れると思う。 歴史を踏まえたうえでストーリーも硬派なので文学としては名作だと思う。
ゆう
戦後の沖縄本島でのアメリカに支配される沖縄人の苦悩と戦いを描いている。 一方でアメリカ人をバカにするように盗みなどを繰り返し、沖縄人にものを配る英雄もいて、その人物を中心にその後の沖縄の様子がわかる。 オンちゃん、ヤマコ、レイ、グスクなどの幼なじみと兄弟の人間関係が、沖縄の事...
戦後の沖縄本島でのアメリカに支配される沖縄人の苦悩と戦いを描いている。 一方でアメリカ人をバカにするように盗みなどを繰り返し、沖縄人にものを配る英雄もいて、その人物を中心にその後の沖縄の様子がわかる。 オンちゃん、ヤマコ、レイ、グスクなどの幼なじみと兄弟の人間関係が、沖縄の事情の移り変わりと共に色々と変化しながら生きている様子が描かれている。 戦争での沖縄での被害やその後の占領下での被害など、広島・長崎の原爆被害とともに、なぜもっと早く日本は降伏しなかったのかと嫌な思いばかり浮かんでくる。 この本の描写は真実に近い話だと思うのだが、同じ日本人として知らなかったことが多すぎる。 戦時中のみならず、戦後も沖縄では悲劇が何度も起こっており、基地が残る今でも続いていると思うといたたまれない。 読後感に爽快さはないが過去を振り返ることはできたと思う。
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これまであまり沖縄に関する話を読んできませんでしたが、「フェンス」と言うドラマを見て沖縄のことに興味を持ち、この本も映画化されたので、こちらの原作を先に読みました。 沖縄の本土復帰前後の話で、かなり厚みのある本ですが、語り口が明るくてとても読みやすく、読み出すと止まらないです。「...
これまであまり沖縄に関する話を読んできませんでしたが、「フェンス」と言うドラマを見て沖縄のことに興味を持ち、この本も映画化されたので、こちらの原作を先に読みました。 沖縄の本土復帰前後の話で、かなり厚みのある本ですが、語り口が明るくてとても読みやすく、読み出すと止まらないです。「フェンス」で語られたように、「基地問題は沖縄の問題ではなく、日本の問題」と改めて感じました。沖縄がこれまでたどってきた苦難の歴史をこのように素晴らしい小説にしてくださった作者さんに感謝です。
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