商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | すばる舎 |
発売年月日 | 2018/04/26 |
JAN | 9784799106853 |
- 書籍
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若い読者のための哲学史
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若い読者のための哲学史
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
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哲学の始まりはソクラテス。「問う」ということをとにかく実践。「無知の知」がるがゆえに、その他の人々と違うことを認識。 その弟子で、「書かない」ソクラテスについて著したのがプラトン。そして、見えているものと本質は違い、本質を見抜ける哲学者こそ偉大という考えから、哲学者が国を治めることを主張。 その弟子がアリストテレス。抽象的な思索に重きを置いたプラトンとは違い、アリストテレスの関心は科学、政治学、修辞学と幅広い。アリストテレスが、木の丸と鉄の丸は鉄のほうが思いから、同じところから落としたら鉄のほうが早く落ちると断言したため、ガリレオガリレイがピサの斜塔から実験をして反証するまで、欧州ではアリストテレスの断言が常識となっていた。紀元前4世紀に作られた常識が、17世紀になるまで2000年以上破られなかった。その常識を壊したのは、たった一つの実験。 その後、神の存在証明が最大の関心事に。 全知全能の神がいるのに、悪があるのはどうしてだ?という疑問が大きい。 それに答えたのが、◯◯ 神は時間など気にせず、より大きな流れの中で全てを把握している。一方で人間には自由意志があり、個別に誰が何をするのかはその人に任されている。 パスカル 神がいるかどうかはわからない。 神がいるとすれば、信心深く暮らし、失うものはない。神がいないとして、放蕩生活をすると、あの世で地獄行きが待っている。ならば、神がいると信じたほうがいい。だから神がいる。というい理屈。 デカルト 幾何学に精通。公理と定理から、神について論説を組み立てていった。
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一人一人が8ページぐらいで、簡略に書かれていて、代表的な著書についても触れられている。 そして次の哲学者に続くように書かれているので、非常にわかりやすい。 最初の哲学で挫折した学部生もこれを読むことで理解ができ、独学や自分で読む参考本として最適のものであろう。 1年間で500...
一人一人が8ページぐらいで、簡略に書かれていて、代表的な著書についても触れられている。 そして次の哲学者に続くように書かれているので、非常にわかりやすい。 最初の哲学で挫折した学部生もこれを読むことで理解ができ、独学や自分で読む参考本として最適のものであろう。 1年間で500冊は読むことはできなかった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
哲学を発展させてきた偉人40人の思想を相互への影響も交えながら時系列で紹介し、哲学がどのように始まり発展し、そして社会に影響を与え、与えられたかを紹介している。 各章はとても短いのに、哲学者たちの思想を端的にまとめている。そして次の章への橋渡しがとてもうまい。 ちょっと残念に思ったのは、ところどころ著者自身の意見や感想が入ってしまっているところ。 哲学の知識があれば公正に見れるのだろうが、初見の人にはミスリーディングになりかねない。 内容はこんな感じ(区分は適当です) 古代ギリシャ・・ ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ピュロン、エピクロス、ストア派、 キリスト教時代・・ アウグスティヌス、ボエティウス、アンセルムスアクィナス 中世ヨーロッパ・・ マキャベリ、ホッブス、デカルト、パスカル、スピノザ、ロック、リード、ライプニッツ 近代ヨーロッパ・・ ヒューム、ルソー、カント、ベンサム、ヘーゲル、ショーペンハウア、ミル、ダーウィン、キルケゴール、マルクス、パース、ジェームズ 大戦前後・・ ニーチェ、フロイト、ラッセル、エイヤー、サルトル、ヴィトゲンシュタイン、アーレント、ポパー、フット、トムソン、ロールズ、チューリング、サール、シンガー 気になった言葉 ・私たちは人生の楽しみを増やすのでなく、よりよい人間になり、正しい事を成すべきだ。 ・自然状態の個人には、他者と一緒に働き、平和を求める理由ができる。それが自分を守る唯一の方法だからだ ・感情が外的出来事でなく、自分自身の選択によって生まれるのがもっとも良いとした。 ・人を欺くとは欲しいものを得るために人を利用する事だ。それが道徳的原則であるはずがない。 ・もしブタが本を読むことが出来れば、泥の上を転がるよりもそちらを好んだだろう ・人間であることに伴う責任の重さから逃れる術はない ・ジョンロールズ 正義論
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