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火星に住むつもりかい? 光文社文庫
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火星に住むつもりかい? 光文社文庫

伊坂幸太郎(著者)

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火星に住むつもりかい? 光文社文庫

990

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2018/04/12
JAN 9784334776282

火星に住むつもりかい?

¥990

商品レビュー

3.7

298件のお客様レビュー

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2023/03/02

火星に住むつもりかい

とても面白かった。しかし500ページにも及ぶ長編なので、読むにはなかなかの根気がいる。ストーリーが二転三転するので緊張感とワクワク感を持って読めるし、伊坂幸太郎特有のラストの伏線回収は気持ちがいい。他の作品とも繋がりも感じられて満足だった。 お話としての面白さのみならず、登場人...

とても面白かった。しかし500ページにも及ぶ長編なので、読むにはなかなかの根気がいる。ストーリーが二転三転するので緊張感とワクワク感を持って読めるし、伊坂幸太郎特有のラストの伏線回収は気持ちがいい。他の作品とも繋がりも感じられて満足だった。 お話としての面白さのみならず、登場人物のセリフには考えさせられるものが多々あり、絶対再度読み直したい。 「火星に住むつもりかい?」の意味は、ぼくのりりっくのぼうよみによる解説を読むとよく理解できる。確かにニーチェ的な積極的ニヒリズムというにはかなり的を得た見解だと思う。

はむ

2026/09/10

読んでいる間、こんなに気持ちが上がったり下がったりした本も珍しい。 「平和警察」という名のもと、街中の監視カメラ、密告、公開処刑。無実の人間さえ疑われれば容赦なく追い詰められていく世界。 特に序盤の理不尽でサディスティックな描写は辛く、「もう読むのをやめようかな」と本気で思っ...

読んでいる間、こんなに気持ちが上がったり下がったりした本も珍しい。 「平和警察」という名のもと、街中の監視カメラ、密告、公開処刑。無実の人間さえ疑われれば容赦なく追い詰められていく世界。 特に序盤の理不尽でサディスティックな描写は辛く、「もう読むのをやめようかな」と本気で思った。 そんな中、ようやく正義感のある人たちが現れてホッとしたと思えば、また絶望。今度こそ本物の正義の味方が現れた!と喜んだり、怪しい人物を勝手にヒーローだと予想したり……。とにかく作者に気持ちを振り回されっぱなしだった。 やがて明らかになる「正義の味方」の姿もよかった。特別な能力を持ったスーパーヒーローではなく、怖がり、迷い、葛藤する普通の人間。その人物がなぜ立ち上がったのかが丁寧に描かれていて、とてもリアルに感じた。 そして終盤。 あれほど「この人、大嫌い!」と思っていた人物に、最後の最後で完全にやられた。 まさか、そう来るとは。 途中で何度も出てくる「擬態」という言葉も、読み終わってから振り返ると印象が変わる。 また、宝くじに当たったことから人生が思わぬ方向へ転がっていくエピソードも妙に心に残った。いつか宝くじが当たる前提で生きている私としては(笑)、高額当選しても絶対に誰にも言わない!と改めて心に誓った。 怖くなったり、腹が立ったり、絶望したり、ホッとしたり、痛快だったり。感情が忙しい一冊だったけれど、最後まで読んでよかった。 「平和」のためなら、どこまで許されるのか。「正義」を決めるのはいったい誰なのか。 読み終わった今はただ一つ。 日本に「平和警察」が誕生しませんように。

Posted by ブクログ

2026/09/07

火星の話側のSFかと思ってちょっと遠ざけていたが、何よりも等身大でリアルな地球上の話だった 直接処刑しないにしても、インターネットが普及してからというもの平和警察がそこらじゅうにいるから、とってもリアルで苦しかった

Posted by ブクログ

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