- 新品
- 書籍
- 文庫
火星に住むつもりかい? 光文社文庫
858円
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2018/04/12 |
JAN | 9784334776282 |
- 書籍
- 文庫
火星に住むつもりかい?
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
火星に住むつもりかい?
¥858
在庫なし
商品レビュー
3.8
240件のお客様レビュー
火星に住むつもりかい
とても面白かった。しかし500ページにも及ぶ長編なので、読むにはなかなかの根気がいる。ストーリーが二転三転するので緊張感とワクワク感を持って読めるし、伊坂幸太郎特有のラストの伏線回収は気持ちがいい。他の作品とも繋がりも感じられて満足だった。 お話としての面白さのみならず、登場人...
とても面白かった。しかし500ページにも及ぶ長編なので、読むにはなかなかの根気がいる。ストーリーが二転三転するので緊張感とワクワク感を持って読めるし、伊坂幸太郎特有のラストの伏線回収は気持ちがいい。他の作品とも繋がりも感じられて満足だった。 お話としての面白さのみならず、登場人物のセリフには考えさせられるものが多々あり、絶対再度読み直したい。 「火星に住むつもりかい?」の意味は、ぼくのりりっくのぼうよみによる解説を読むとよく理解できる。確かにニーチェ的な積極的ニヒリズムというにはかなり的を得た見解だと思う。
はむ
善と悪をグラデーションで捕らえた作品。 魔女狩りのような規律化で秩序を維持しようとする平和警察の考えにも頷ける部分はあるが、やはり極端な制御とそれによる反発とは不可分な関係にあると思う。 楽観的かもしれないが、公権力がそれなりに緩く作用している日本だからこそ保たれている秩序も...
善と悪をグラデーションで捕らえた作品。 魔女狩りのような規律化で秩序を維持しようとする平和警察の考えにも頷ける部分はあるが、やはり極端な制御とそれによる反発とは不可分な関係にあると思う。 楽観的かもしれないが、公権力がそれなりに緩く作用している日本だからこそ保たれている秩序もあるんじゃないかなと。 ↓ SとSを束ねれば極力な磁力を生み出せるがその分反発も大きい。自然界では、両極端にあるSとNが近づくことで安定した状態が保たれている。だからこそ社会の考えも、一つに揃えない(揃わない)のが自然な状態だと私は思う。 無意志で群れる大衆に強い嫌悪感を抱いていたのに、 自分もあくまでその一員であると言う事実が恐ろしい。 このくらいしっかりとディストピア文学を読んだのは高校生の頃以来だ。若干ライトだなと感じる所はあったが面白かった。 亡羊の嘆
Posted by
タイトルからは想像出来ないお話。 正義について考えさせられる1冊。 ちゃんと伏線回収して、伊坂幸太郎の話は安心して読める。面白かった。
Posted by