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誰がために鐘は鳴る(下) 新潮文庫
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誰がために鐘は鳴る(下) 新潮文庫

アーネスト・ヘミングウェイ(著者), 高見浩(訳者)

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誰がために鐘は鳴る(下) 新潮文庫

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/02/28
JAN 9784102100172

誰がために鐘は鳴る(下)

¥935

商品レビュー

4.1

15件のお客様レビュー

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2024/08/06

主人公であるジョーダンの内省と、進行中の作戦及びその準備の描写がメインに物語が進んでいきます。 作者のヘミングウェイは、実際のスペイン内乱においては共和国派(主人公側)とのことらしいのですが、少なくとのこの作品中では共和国が正義で、ファシズムが悪という描かれ方は(極端には)されて...

主人公であるジョーダンの内省と、進行中の作戦及びその準備の描写がメインに物語が進んでいきます。 作者のヘミングウェイは、実際のスペイン内乱においては共和国派(主人公側)とのことらしいのですが、少なくとのこの作品中では共和国が正義で、ファシズムが悪という描かれ方は(極端には)されていなかったと思います。 半ば不可抗力で撃ち殺した敵兵士が持っていた手紙を読むシーンが印象的でした。あの

Posted by ブクログ

2023/08/23

最後はやっぱりお決まりなのか…と思いつつも、工作員が人間丸出しのゲリラと関わって生きる喜びをこの上なく感じながら死を迎える感じは胸に迫るものがありました。個人的にはアンセルモみたいなじいさんになりたい。あっさり人が死んでしまう表現は、ある意味戦争の残酷さや馬鹿馬鹿しさの表れかもし...

最後はやっぱりお決まりなのか…と思いつつも、工作員が人間丸出しのゲリラと関わって生きる喜びをこの上なく感じながら死を迎える感じは胸に迫るものがありました。個人的にはアンセルモみたいなじいさんになりたい。あっさり人が死んでしまう表現は、ある意味戦争の残酷さや馬鹿馬鹿しさの表れかもしれないと思いました。 歴史の知識を織り込むのはトルストイを意識しているという話は、読んでて凄く実感。

Posted by ブクログ

2023/07/14

1930年代のスペイン内戦が舞台。義勇兵のアメリカ人ジョーダンが、現地ゲリラ隊と協力し橋の爆破を決行する。その3日間でマリアという女性と恋をし刹那的な幸福を享受しながらも、いざ命を賭して敵と対峙する。登場人物が非常にユニークで、読者を引き込む大きな要素となっている。また、戦争とい...

1930年代のスペイン内戦が舞台。義勇兵のアメリカ人ジョーダンが、現地ゲリラ隊と協力し橋の爆破を決行する。その3日間でマリアという女性と恋をし刹那的な幸福を享受しながらも、いざ命を賭して敵と対峙する。登場人物が非常にユニークで、読者を引き込む大きな要素となっている。また、戦争という過酷な状況がリアルに描写されており、ひしひしとその緊張感が伝わってくる。人間としての弱さや欲望と葛藤しながら、正義という建前のもとに使命を全うしようとする彼らの姿は、非常に頼もしくあり、美しくもあり、悲しくもあった。

Posted by ブクログ

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