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千早茜(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/02/27
JAN 9784103341925

クローゼット

¥1,540

商品レビュー

3.7

71件のお客様レビュー

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2025/12/12

一般人には非公開の、古今東西の一万点を所蔵する服飾美術館が舞台。物語は、長身で凄い美人のキュレーター・晶、若くして腕利きだが精神的に不安定な洋服補修士・纏子(まきこ)、そして美しい服であれば男女用を問わず愛するデパート店員の男性・芳(かおる)、この三人を軸に展開します。 『透明な...

一般人には非公開の、古今東西の一万点を所蔵する服飾美術館が舞台。物語は、長身で凄い美人のキュレーター・晶、若くして腕利きだが精神的に不安定な洋服補修士・纏子(まきこ)、そして美しい服であれば男女用を問わず愛するデパート店員の男性・芳(かおる)、この三人を軸に展開します。 『透明な夜の香り』の調香師を描いたときもそうでしたが、千早さんが扱う「お仕事小説」は、その範疇を遥かに超え、無茶ディープな世界。ファッションには全く興味がないために、専門用語を聞いても、デザイナー名を言われても、全くついて行けない私でさえ、その世界観に引き込まれ、読み進めるのが楽しいのです。 物語の最終的な焦点は、男性恐怖症を抱える纏子の「再生」にありますが、それ以上に、世俗から隔絶されたような、どこか浮世離れした世界そのものが大きな魅力となっています。 ただ、一つだけ気になったのは、亀の男の再登場です。せっかくの御伽噺的な雰囲気が、それによって俗っぽくなってしまったように感じます。個人的には、むしろ職場で唯一の「悪役」として描かれていた高木さんを救ってあげたかった気がします。

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2025/10/27

あぁ、とてもよかった。纏子と晶と芳ちゃんの関係がとても好き。 纏子が晶のことを心の底から信頼しているのも、晶が纏子の才能に惚れ込んで大切に守っているのも、不思議で素敵な関係。 亀のタトゥーの正体は本当に残酷でドキッとした。辛い現実。晶には黙って笑い合えたらもっと強くなれる気がする...

あぁ、とてもよかった。纏子と晶と芳ちゃんの関係がとても好き。 纏子が晶のことを心の底から信頼しているのも、晶が纏子の才能に惚れ込んで大切に守っているのも、不思議で素敵な関係。 亀のタトゥーの正体は本当に残酷でドキッとした。辛い現実。晶には黙って笑い合えたらもっと強くなれる気がするって言葉で、もう纏子が強くなってることがわかった。 クローゼットに3人で閉じ込められた青く光る夜のシーンが好き。

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2025/10/23

ドレスなどの可愛い服が好きな男性と、昔の服を修繕する仕事に就いている男性恐怖症の女性の話、かな? 服の話はわかるようでわからないけど面白かった。知識があるとなお楽しかっただろうな。 千早茜さんはやはり地の文が落ち着いていて綺麗だな。しっとりしてる。すごく辛い展開とかもなくて、でも...

ドレスなどの可愛い服が好きな男性と、昔の服を修繕する仕事に就いている男性恐怖症の女性の話、かな? 服の話はわかるようでわからないけど面白かった。知識があるとなお楽しかっただろうな。 千早茜さんはやはり地の文が落ち着いていて綺麗だな。しっとりしてる。すごく辛い展開とかもなくて、でも綺麗事ばかりじゃないところが良い塩梅だと思う。 最後はかなり出来すぎてる展開だったけど……というか、ここから変わるところがメインに据えられていてもおかしくない感じだったな。他の作家さんとかなら長編の中盤あたりになってるんじゃないかっていうところで終わってしまった。解決もしてないからなぁ……。まぁしすぎてもか……。 何故かずっと恋愛小説だと思って読んでたけど別に恋愛とかじゃなかった。面白かったけど。面白かったよ。

Posted by ブクログ