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怠惰の美徳 中公文庫
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怠惰の美徳 中公文庫

梅崎春生(著者), 荻原魚雷(編者)

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怠惰の美徳 中公文庫

990

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2018/02/01
JAN 9784122065406

怠惰の美徳

¥990

商品レビュー

3.8

20件のお客様レビュー

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2024/12/01

大学にはほとんど出席せず、志望した新聞社は全滅。やむなく勤めた役所で毎日ぼんやり過ごして給料を得る。一日十二時間は眠りたい。できればずっと蒲団に居たい…。戦後派を代表する作家が、怠け者のまま如何に生きてきたかを綴った随筆と短篇小説。真面目で変で面白い、ユーモア溢れる文庫オリジナル...

大学にはほとんど出席せず、志望した新聞社は全滅。やむなく勤めた役所で毎日ぼんやり過ごして給料を得る。一日十二時間は眠りたい。できればずっと蒲団に居たい…。戦後派を代表する作家が、怠け者のまま如何に生きてきたかを綴った随筆と短篇小説。真面目で変で面白い、ユーモア溢れる文庫オリジナル作品集。【目次】 1(三十二歳;己を語る;怠惰の美徳;蝙蝠の姿勢  2(寝ぐせ;猫と蟻と犬;寒い日のこと;一時期 

Posted by ブクログ

2024/11/17

タイトルに惹かれた人は一度読んでみる価値あり。 『私は自主的に怠けているのである。』と言い切る作者が好きだ 怠惰な日々の中にも文学はある。

Posted by ブクログ

2024/06/15

戦後間も無い日本をユーモア溢れる観点から書き綴った梅崎春生のエッセイ集。現代の若者が憧れるような、文学と自堕落に耽る「怠惰」な生活が描かれながら、戦後日本の雰囲気を一市民として語る視点は興味深く、楽しめる。怠惰であることに社会は厳しいが、もっと生きることのハードルを下げて楽しめる...

戦後間も無い日本をユーモア溢れる観点から書き綴った梅崎春生のエッセイ集。現代の若者が憧れるような、文学と自堕落に耽る「怠惰」な生活が描かれながら、戦後日本の雰囲気を一市民として語る視点は興味深く、楽しめる。怠惰であることに社会は厳しいが、もっと生きることのハードルを下げて楽しめる社会が来るといいのではないかという視点も感じるが、苦しんだ先にある悦びに価値を感じる方が、人間として健全であるとも思う。

Posted by ブクログ