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プーさんの鼻
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プーさんの鼻

俵万智(著者)

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プーさんの鼻

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2018/02/01
JAN 9784309026510

プーさんの鼻

¥1,540

商品レビュー

4.4

7件のお客様レビュー

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2024/07/16

子供が生まれて生活の感覚がなまなましく新鮮になる感じがとても「わかる」。 言語化のうまいひとの作品は自分の心まで言語化された気持ちになるなあと、素敵な気持ちになれる。 恋の歌もそれなりにあって、詳しい話を聞いてみたいなあと思わせる、想像が広がる歌がたくさんあった。これも良い。 ...

子供が生まれて生活の感覚がなまなましく新鮮になる感じがとても「わかる」。 言語化のうまいひとの作品は自分の心まで言語化された気持ちになるなあと、素敵な気持ちになれる。 恋の歌もそれなりにあって、詳しい話を聞いてみたいなあと思わせる、想像が広がる歌がたくさんあった。これも良い。 一番好きな歌2つ: 海底を走る列車の音がする深夜おまえの心音を聞く 年末の銀座を行けばもとはみな赤ちゃんだった人たちの群れ

Posted by ブクログ

2024/02/21

やはり言葉のタイムカプセルを作るのがあまりにも上手。愛おしい刹那を切り取るのは、簡単なようでいて本当に難しいこと。まして31文字に集約するなんて。 お子さんへの愛情、家族への愛情、そしてもちろん恋人への愛情。 みんな誰かの子ども、誰かに見守られて生きてきたんだよなあ。 父や母、兄...

やはり言葉のタイムカプセルを作るのがあまりにも上手。愛おしい刹那を切り取るのは、簡単なようでいて本当に難しいこと。まして31文字に集約するなんて。 お子さんへの愛情、家族への愛情、そしてもちろん恋人への愛情。 みんな誰かの子ども、誰かに見守られて生きてきたんだよなあ。 父や母、兄妹たちの顔と涙が浮かんだ詩集。 すでにおまえは一つのいのち日曜の朝の6時に動きはじめる リセットのできぬ命をはぐくめば確かに我は地球を愛す 新郎と呼ばれて顔をあげている弟はずっとずっと弟 孫に語る「ねずみとクモ」の物語 私にも昔聞かせてくれた

Posted by ブクログ

2023/05/06

俵万智さんのドキュメンタリーをテレビで拝見し、読んでみたくなった。 あとがきに「短歌は、私のなかから生まれるのではない、私と愛しい人とのあいだに生まれるのだ。」と書いてあるように、俵万智さんの短歌はどれも側にいる誰かと共に過ごした時間がテーマになっている感じがする。 本書はお子さ...

俵万智さんのドキュメンタリーをテレビで拝見し、読んでみたくなった。 あとがきに「短歌は、私のなかから生まれるのではない、私と愛しい人とのあいだに生まれるのだ。」と書いてあるように、俵万智さんの短歌はどれも側にいる誰かと共に過ごした時間がテーマになっている感じがする。 本書はお子さんが産まれた頃の作品で、育児のなかでの発見やあたたかな日々の短歌が多かった。

Posted by ブクログ

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