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地に巣くう 弥勒シリーズ 長編時代小説 光文社文庫
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地に巣くう 弥勒シリーズ 長編時代小説 光文社文庫

あさのあつこ(著者)

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地に巣くう 弥勒シリーズ 長編時代小説 光文社文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2018/02/08
JAN 9784334776121

地に巣くう

¥748

商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2024/09/09

弥勒シリーズ第6弾。 北町奉行所定町廻り同心・小暮信次郎が襲われた。この事件には同心だった父・右衛門の過去に原因があるとにらんだ信次郎が真相を探る。 この男は真相を暴く為には容赦なく人を利用し、身内でも許さない。 かと言って、正義感が強い訳でもなく歪な性格の持ち主だ。 遠野屋清之...

弥勒シリーズ第6弾。 北町奉行所定町廻り同心・小暮信次郎が襲われた。この事件には同心だった父・右衛門の過去に原因があるとにらんだ信次郎が真相を探る。 この男は真相を暴く為には容赦なく人を利用し、身内でも許さない。 かと言って、正義感が強い訳でもなく歪な性格の持ち主だ。 遠野屋清之介を殺してやりたいほど憎んでいるのに利用はとことんする。そして必ず事件に巻き込む。そんな清之介も関わりたくないと思いながらも信次郎との関係を断ち切る事が出来ない。むしろ信次郎の事件の謎解きに興味すら湧いてくる。 歪な関係だが、ここに常識人の伊佐治が加わることで3人の関係が保たれている。 信次郎と出会うことによってこれから清之介の心境がどの様に変わっていくのか楽しみだ。

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2024/05/06

一人ひとりの心情が細かく表現してあるためすごく臨場感がある本だった。 人は見かけによらないもので、だからこそ人の裏は面白い、という考えは、ミステリーや事件だからこそ興味をそられれるものがあるけど、現実問題あんまり知りたくないこともあるよなぁって、少し伊佐地にも共感した。 3人はな...

一人ひとりの心情が細かく表現してあるためすごく臨場感がある本だった。 人は見かけによらないもので、だからこそ人の裏は面白い、という考えは、ミステリーや事件だからこそ興味をそられれるものがあるけど、現実問題あんまり知りたくないこともあるよなぁって、少し伊佐地にも共感した。 3人はなんだかんだ阿吽の呼吸で会話も行動も成り立っていて、何だか清々しい。

Posted by ブクログ

2023/11/11

なかなか面白かった。お馴染みのシツコイ心理描写があまり気にならない。いや、相変わらずクドいのだが、メインに絞られているし、それなりに面白い描写なので気にならない。 展開は早くダレずにグイグイ読める。 信次郎の頭の良さ理詰めさ故のヒトデナシ感は何か楽しい。いわゆるホームズ。てか言わ...

なかなか面白かった。お馴染みのシツコイ心理描写があまり気にならない。いや、相変わらずクドいのだが、メインに絞られているし、それなりに面白い描写なので気にならない。 展開は早くダレずにグイグイ読める。 信次郎の頭の良さ理詰めさ故のヒトデナシ感は何か楽しい。いわゆるホームズ。てか言われてるほど酷い人じゃ無いと思うけど。 遠野屋さん、もしやキャラ定まってなくない?強くて商才あって穏やかでヒトタラシで…ってどんな人だよ!!! 親分さんがいないと話が進まない。適度に優秀、ワトソン役をこなしつつ啖呵もきれるよ!

Posted by ブクログ

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