商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 晃洋書房 |
| 発売年月日 | 2017/09/30 |
| JAN | 9784771029279 |
- 書籍
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共依存の倫理
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共依存の倫理
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
臨床哲学及び倫理学が専門の方が書いた「共依存」に関する論考。「共依存」は嗜癖領域では常識的な概念である。「共依存」は医学的疾患ではないが、「病理化」されることで、理解が進む一方、見えなくなる問題がある(それは依存症全般的にも言えることだが)。本書は病理化されることで解決されなけれ...
臨床哲学及び倫理学が専門の方が書いた「共依存」に関する論考。「共依存」は嗜癖領域では常識的な概念である。「共依存」は医学的疾患ではないが、「病理化」されることで、理解が進む一方、見えなくなる問題がある(それは依存症全般的にも言えることだが)。本書は病理化されることで解決されなければならない否定的な文脈でとらわれる「共依存」を肯定的に捉える視点から論考された書である。著者の最新刊において、対象者に対する丁寧な聞き取りより、問題点を丁寧に炙り出す手法に興味を覚え、その原点である本書に至った。「共依存」」概念がフェミニスト領域で論争を生んでいたことを初めて知り、「ケアの倫理」からの視点で、ケアする人もケアされる人も双方良しの関係を作ることが大事である点など、臨床現場で日々葛藤しているものからは学ぶ視点が多かった。残念ながら臨床現場では病理化することにより、ゼロ100になるきらいがあり、本書の視点は現場では議論しにくい。その意味では日々疑問に思っていたことの理論的根拠が得られた感じであった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
共依存というと、「依存」なので治療・矯正が必要な、治されるべき状態との認識が一般的です。たしかに、共依存関係を抜け出し、こんな不健全な関係は本人にとってよくないことだ、と訴える当事者は多く、そういう方の手による研究や自助グループも多々あります。 しかし、本書の筆者はその考え方に疑問を投げかけます。「共依存は治されるべき病理とされるが、そこで想定されている健全で自律的個人のあり方だけが、私たちの生き方の正解なのか?」というものです。私たちは社会生活を営む以上、一人で生きてはいませんし、他者と関わり、多少なり相互に依存し合うことで安心して生活しています。どこからが依存でどこまでがそうでないか、という線引きは、その時々の社会文化にまさしく依存しています。 当事者が困っている以上、その抱える困難を排除して救い出すことは必要ですが、そうでない人にまで、望まないかたちで手を出すことが本当に良いことなのか?当事者ひとりひとりに寄り添った支援がなされ、またそれが受容される社会になることが望まれます。
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共依存の論理―必要とされることを渇望する人びと―。人から必要とされること自体は素敵なことだけれど、それだけが目的化してしまって見捨てられ不安から自分の意志や希望よりも他者の意志や希望を優先してしまっている人は共依存の危険信号。共依存問題が難しいのは、共依存の当事者たちが共依存状態...
共依存の論理―必要とされることを渇望する人びと―。人から必要とされること自体は素敵なことだけれど、それだけが目的化してしまって見捨てられ不安から自分の意志や希望よりも他者の意志や希望を優先してしまっている人は共依存の危険信号。共依存問題が難しいのは、共依存の当事者たちが共依存状態にあることを自覚できないからだと思う。
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