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共依存の倫理 必要とされることを渇望する人びと
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共依存の倫理 必要とされることを渇望する人びと

小西真理子(著者)

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共依存の倫理 必要とされることを渇望する人びと

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 晃洋書房
発売年月日 2017/09/30
JAN 9784771029279

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共依存の倫理

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2021/10/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

共依存というと、「依存」なので治療・矯正が必要な、治されるべき状態との認識が一般的です。たしかに、共依存関係を抜け出し、こんな不健全な関係は本人にとってよくないことだ、と訴える当事者は多く、そういう方の手による研究や自助グループも多々あります。 しかし、本書の筆者はその考え方に疑問を投げかけます。「共依存は治されるべき病理とされるが、そこで想定されている健全で自律的個人のあり方だけが、私たちの生き方の正解なのか?」というものです。私たちは社会生活を営む以上、一人で生きてはいませんし、他者と関わり、多少なり相互に依存し合うことで安心して生活しています。どこからが依存でどこまでがそうでないか、という線引きは、その時々の社会文化にまさしく依存しています。 当事者が困っている以上、その抱える困難を排除して救い出すことは必要ですが、そうでない人にまで、望まないかたちで手を出すことが本当に良いことなのか?当事者ひとりひとりに寄り添った支援がなされ、またそれが受容される社会になることが望まれます。

Posted by ブクログ

2018/10/09

共依存の論理―必要とされることを渇望する人びと―。人から必要とされること自体は素敵なことだけれど、それだけが目的化してしまって見捨てられ不安から自分の意志や希望よりも他者の意志や希望を優先してしまっている人は共依存の危険信号。共依存問題が難しいのは、共依存の当事者たちが共依存状態...

共依存の論理―必要とされることを渇望する人びと―。人から必要とされること自体は素敵なことだけれど、それだけが目的化してしまって見捨てられ不安から自分の意志や希望よりも他者の意志や希望を優先してしまっている人は共依存の危険信号。共依存問題が難しいのは、共依存の当事者たちが共依存状態にあることを自覚できないからだと思う。

Posted by ブクログ