商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 勁草書房 |
| 発売年月日 | 2017/08/01 |
| JAN | 9784326102624 |
- 書籍
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メタ倫理学入門
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メタ倫理学入門
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はじめに Ⅰ 道徳のそもそもをめぐって 第1章 メタ倫理学とは何か 1 倫理学とは何か 2 倫理学の分類 3 メタ倫理学は何の役に立つのか 4 メタ倫理学では何が問われるのか 5 本書の構成 第2章 メタ倫理学にはどんな立場があるか 1 客観主義と主観主義 2 道...
はじめに Ⅰ 道徳のそもそもをめぐって 第1章 メタ倫理学とは何か 1 倫理学とは何か 2 倫理学の分類 3 メタ倫理学は何の役に立つのか 4 メタ倫理学では何が問われるのか 5 本書の構成 第2章 メタ倫理学にはどんな立場があるか 1 客観主義と主観主義 2 道徳的相対主義 3 客観主義と主観主義のまとめ Ⅱ 道徳の存在をめぐって 第3章 「正しいこと」なんて存在しない――道徳の非実在論 1 道徳の存在論 2 錯誤理論――道徳の言説はすべて誤り 3 道徳の存在しない世界で 4 道徳非実在論のまとめ 第4章 「正しいこと」は自然に客観的に存在する―― 道徳実在論①自然主義 1 実在論の考え方と二つの方向性 2 素朴な自然主義(意味論的自然主義)――もっともシンプルな自然主義 3 還元主義的自然主義――道徳を他の自然的なものに置き換える 4 非還元主義的自然主義――道徳は他と置き換えられない自然的なもの 5 自然主義全般の問題点 6 自然主義的実在論のまとめ 第5章 「正しいこと」は不自然であろうと存在する――道徳実在論②非自然主義的実在論 1 神命説 2 強固な実在論 3 理由の実在論 4 非自然主義的実在論のまとめ 第6章 そもそも白黒つけようとしすぎじゃないのか――第三の立場と静寂主義 1 準実在論――道徳は実在しないが、実在とみなして構わない 2 感受性理論――道徳の実在は私たちの感受性を必要とする 3 手続き的実在論――道徳は適切な手続きを通して実在する 4 静寂主義――そもそも実在は問題じゃない 5 第三の立場および第Ⅱ部のまとめ Ⅲ 道徳の力をめぐって 第7章 道徳判断を下すとは自分の態度を表すことである――表出主義 1 道徳的な問いに答えること 2 表出主義 3 表現型情緒主義――道徳判断とは私たちの情緒の表現である 4 説得型情緒主義――道徳判断とは説得の道具である 5 指令主義――道徳判断とは勧めであり指令である 6 規範表出主義――道徳判断とは私たちが受け入れている規範の表出である 7 表出主義のまとめ 第8章 道徳判断を下すとは事実を認知することである――認知主義 1 認知主義 2 内在主義と外在主義 3 ヒューム主義――信念と欲求は分離されねばならないか 4 認知は動機づけを与えうるか 5 道徳判断の説明のまとめ 第9章 そもそも私たちは道徳的に善く振る舞わねばならないのか 1 Why be Moral問題 2 道徳的に善く振る舞うべき理由などない 3 道徳的に善く振る舞うべき理由はある――プリチャードのジレンマ 4 道具的価値に基づく理由 5 最終的価値に基づく理由――理性主義 6 そもそも理由なんていらなかった?――直観主義、再び 7 Why be Moral問題および第Ⅲ部のまとめ おわりに あとがき 文献一覧 事項索引 人名索引 https://www.keisoshobo.co.jp/book/b308148.html
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倫理学には規範倫理学、応用倫理学、メタ倫理学と大きく分けると3つの研究分野がある。 規範倫理学は、どのように振る舞いながら生きるべきかという、生き方を考える学問。 応用倫理学は、規範倫理学を土台としてより専門的に、かつ広範に目を向けて倫理をどう生かすか考える学問。 そしてメタ倫理...
倫理学には規範倫理学、応用倫理学、メタ倫理学と大きく分けると3つの研究分野がある。 規範倫理学は、どのように振る舞いながら生きるべきかという、生き方を考える学問。 応用倫理学は、規範倫理学を土台としてより専門的に、かつ広範に目を向けて倫理をどう生かすか考える学問。 そしてメタ倫理学とは、それら倫理学を俯瞰して眺め、いまある倫理が果たして正しいものなのか、そもそも倫理とは本当に存在するのかという「あたり前」を見直し問いをなげかけようとする学問。 ということになる。 メタ倫理学には様々な派閥があり、道徳の存在をめぐっておよそ100年も前から多くの議論が交わされてきた。本書は、それら培われてきた議論と主張を、どれかの派閥に寄ることはせず、ひとつひとつ丁寧に解説していく。諸派の強みとなる主張と併せて、どこかしらに問題点が存在していることも必ず併記していくため、フラットな視点を心掛けていることが伝わってきた。そういう点から見ても、いま「メタ倫理学」について知りたいという向きには最適の入門書と言えるんじゃないだろうか。 哲学や論理学、形而上学などを援用しながら倫理の存在とその意義について考えていく学問なため専門的な知識が本来であれば必要なはずだが、本書の記述は平易かつ論理的なためじっくり読めばちゃんと付いていける。長く思考と研究を重ねてきた人が誰にとっても伝わるよう丹念に書くと、きっとこのような本が出来上がるのだろう。 倫理というものを一歩下がったところから見つめ、現状の倫理がどれほど正しいものなのか、見落としてしまっていることは何なのか。これまで頭の中に漠然とあった倫理学に対する疑問とか、何となく持ってたイメージがかたちを成していくようで、ついでに知らなかった見方や考え方がインストールされていくようでもあって、腹落ちしつつ、刺激的だった。時間かかったけど読んでよかった。
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・1回通読。入門と言えども、ボリュームも理解難度も高めで、読破には骨が折れる。とても難解なテーマをここまで分かりやすく丁寧にまとめ上げた著者の技量と労力に感嘆する ・何度か再読して理解を深めていきたい。重要度や難解度からみて、錯誤理論、自然主義的誤謬、理由の実在論、ヒューム主義、...
・1回通読。入門と言えども、ボリュームも理解難度も高めで、読破には骨が折れる。とても難解なテーマをここまで分かりやすく丁寧にまとめ上げた著者の技量と労力に感嘆する ・何度か再読して理解を深めていきたい。重要度や難解度からみて、錯誤理論、自然主義的誤謬、理由の実在論、ヒューム主義、見方の倫理、あたりは特に繰り返し読んでおきたい ・自分の考え方はこれ!と断言できないが、多面的な道徳理論において、共感度合いが比較的強かったのは、総合的還元主義、コーネルリアリズム、指令主義、反ヒューム主義、科学主義、道具的価値に基づく理由、あたり。一貫性が怪しいので、ここら辺も再読を重ねて、自身の考えや価値観を整理したい
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