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なみきビブリオバトル・ストーリー 本と4人の深呼吸
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | さ・え・ら書房 |
発売年月日 | 2017/06/01 |
JAN | 9784378015521 |
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なみきビブリオバトル・ストーリー
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なみきビブリオバトル・ストーリー
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商品レビュー
4.1
14件のお客様レビュー
ビブリオバトルって聞いたことあるけど…なに? 知りたくて読み始めた本。小学生を中心にして物語が進むし、「好き」を表現することや、表現することへの葛藤や正直な思いが包み隠さず書いてある感じが共感できて読みやすかった。 構成も面白く、4人の作家が4人の小学生をそれぞれ描いて展開。...
ビブリオバトルって聞いたことあるけど…なに? 知りたくて読み始めた本。小学生を中心にして物語が進むし、「好き」を表現することや、表現することへの葛藤や正直な思いが包み隠さず書いてある感じが共感できて読みやすかった。 構成も面白く、4人の作家が4人の小学生をそれぞれ描いて展開。4人の関わりもあり、物語のつながりが楽しめる。 ビブリオバトルの観客が本を読みたくなったように、この本を読んだあなたも次読む本が決まるでしょう!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本でビブリオバトルを疑似体験! 以前、書いたように、僕はビブリオバトルを題材にした〈BISビブリオバトル部〉というシリーズを書いています。 :book:1754131:翼を持つ少女 上: :book:3650883:翼を持つ少女 下: 2014年にシリーズを開始した当初、ビブリオバトル扱った小説は他にありませんでした。しかし、2017年あたりから、他にもビブリオバトルを題材にした小説がぽつぽつと現れはじめているんです。 僕としては、これは嬉しいことなんですよね。ライバルが増えるということは、それだけこのジャンルが興隆するってことですから。 その中で一冊、僕が注目したのは、『なみきビブリオバトル・ストーリー 本と4人の深呼吸』。児童書です。 からたち駅の近くにある並木図書館。ここで子供たちを集めてビブリオバトルが開催されます。出場する小学生は全部で4人。 ユニークなのは、この小説が4人の作者によって書かれていることです。 4人の作者がそれぞれ一人の小学生を主人公に、短編小説を書いてるんです。4人の主人公それぞれ、境遇が異なり、好きな本の趣味も異なります。どの子供もみんなそれぞれの事情があり、迷った末に1冊の本を選んで、ビブリオバトルに臨むまでが描かれます。最後に、1番目の話を書いた赤羽じゅんこさんが5番目の話も書き、ビブリオバトルの結果を描いて、物語を締めくくります。 これには「やられた!」と思いましたね。僕は〈BISビブリオバトル部〉に登場する本はすべて自分で選んでるわけですが、4人で合作して4冊の本でバトルをするって、実にいいアイデアですよ。いわば4人の作者が本の上でビブリオバトルを展開するわけですから。 しかも子供たちが選んだ4冊の本がそれぞれに魅力的で、読みたくなってくる! 読者としては、実際のビブリオバトルに参加する気持ちになって、「自分ならどの本に投票するか」と考える楽しみもあります。 :book:3288655:ヒックとドラゴン 1(伝説の怪物): :book:1675457:子犬工場 いのちが商品にされる場所: :book:143604:バッテリー 1: :book:479118:自分では気づかない、ココロの盲点: おまけに4人の小学生にはそれぞれのドラマがあります。年上の大学生にほのかな恋心を抱いている少女とか、ささいなことで友人と喧嘩してしまい関係を修復したいと思っている少年とか。 ああ、こういうのが本来の正しい児童小説なんだよな……と、普段からひねくれた小説や不健全な小説ばかり書いている僕としては、目からウロコが落ちた思いでした(笑)。 この本、まだ読んではいませんが、2巻も発売されています。 :book:4090650:なみきビブリオバトル・ストーリー 2(決戦は学校公開日): シリーズ化してどんどん続けていただきたいですね。他にも何人もの作者を呼んできて。お呼びがあれば僕も書きますよ!
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#なみきビブリオバトルストーリー #ビブリオバトル #さえら書房 #児童書 #読了 本を通して人を知る、人を通して本を知るというビブリオバトルの良さがよく伝わる物語でした。書き手が変わるが話は続くのも面白い。 物語に出てくる本を読みたくてたまらなくなりました
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