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英国諜報員アシェンデン 新潮文庫
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英国諜報員アシェンデン 新潮文庫

サマセット・モーム(著者), 金原瑞人(訳者)

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英国諜報員アシェンデン 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/06/28
JAN 9784102130292

英国諜報員アシェンデン

¥880

商品レビュー

3.8

32件のお客様レビュー

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2025/08/17

スパイもの。前書きでフィクションではない!念をおされているが、著者が諜報員だったことを考えると、どれがリアルかフィクションかは判断が難しいが、少なくともフィクションであれ、リアリティのある話には違いない。 「虚栄心ほど破壊的で、普遍的で、根深いものはない」 なるほど。 あとウィザ...

スパイもの。前書きでフィクションではない!念をおされているが、著者が諜報員だったことを考えると、どれがリアルかフィクションかは判断が難しいが、少なくともフィクションであれ、リアリティのある話には違いない。 「虚栄心ほど破壊的で、普遍的で、根深いものはない」 なるほど。 あとウィザースプーン卿がとても素晴らしいというか、理想的な人物像でした。 決断すべきときに決断し、妥協するときに妥協するすべを心得ている。

Posted by ブクログ

2025/06/13

金原瑞人さんの新訳で新潮文庫より出版されているもの。(『剃刀の刃』も訳してくれないだろうか)モームの実体験に基づくスパイ小説。女スパイとやりあっている話が好きだった。

Posted by ブクログ

2025/06/09

戦時下におけるモームの諜報活動を基にした小説。分類するのであれば、スパイ小説になるかもしれないが、どんでん返しのような要素はなく、淡々と諜報活動が繰り返される。 本小説内でも記載があるものの、諜報活動といえども、淡々とすべき業務をこなす公務員のようなものということらしい。 モ...

戦時下におけるモームの諜報活動を基にした小説。分類するのであれば、スパイ小説になるかもしれないが、どんでん返しのような要素はなく、淡々と諜報活動が繰り返される。 本小説内でも記載があるものの、諜報活動といえども、淡々とすべき業務をこなす公務員のようなものということらしい。 モームの他の小説とやや毛色は異なるものの、人間洞察を主眼に置いている点は変わらない。 以下のような記述が、いかにもモームらしい。 > なぜ相反する性質が、ひとつの心のなかに、なんの矛盾もなく存在するのか。ひとつだけ確かなのは、ケイパーはまったく良心の呵責を覚えていないということだ。卑怯で卑劣なことを嬉々として行なっている。

Posted by ブクログ