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渡良瀬 新潮文庫
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渡良瀬 新潮文庫

佐伯一麦(著者)

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渡良瀬 新潮文庫

825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/06/28
JAN 9784101342177

渡良瀬

¥825

商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2026/03/24

派手なドラマがあるわけではない。というか、もっと派手にできる材料を佐伯一麦はいたって誠実・堅実に、しかし細部をていねいに凝らしてフラットに書き綴っていく。家族や同僚や上司1人1人の個性が浮き彫りになる筆致、および自分自身に向けられる容赦ない(が同時にフェアネスを感じさせる)筆致に...

派手なドラマがあるわけではない。というか、もっと派手にできる材料を佐伯一麦はいたって誠実・堅実に、しかし細部をていねいに凝らしてフラットに書き綴っていく。家族や同僚や上司1人1人の個性が浮き彫りになる筆致、および自分自身に向けられる容赦ない(が同時にフェアネスを感じさせる)筆致に惹き込まれて読みふけり、ぼく自身あの「崩御」前夜の不穏な空気を覚えている身として当時の印象がそのままよみがえってくるような気にさせられた。リアリズム、ということで言えばこれ以上のものはもう望めないだろう。たしかなふくよかさを感じる

Posted by ブクログ

2026/02/08

主人公拓の娘が病気を患っていた為、それを配慮して茨城県に移住を決めた。本書は肉体労働者である拓の生活に焦点を当て、仕事人としての拓、一家の大黒柱としての拓、というように多面的に彼の動向を追っていく。

Posted by ブクログ

2025/06/09

私小説だったんだね。 昭和から平成に変わる間際のあのテレビのテロップ。 古河から大宮通って池袋など、私の中にある 馴染みの感覚が疼きながら読んだ。 拓が認められていくのは心地よく 幸子とも、もっと仲良くいてほしいのに 頑なな母親でいる幸子が、より陰気くさく感じた。 だからこ...

私小説だったんだね。 昭和から平成に変わる間際のあのテレビのテロップ。 古河から大宮通って池袋など、私の中にある 馴染みの感覚が疼きながら読んだ。 拓が認められていくのは心地よく 幸子とも、もっと仲良くいてほしいのに 頑なな母親でいる幸子が、より陰気くさく感じた。 だからこそ最後の方は家族も好転しそうで良かった。

Posted by ブクログ

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