ポピュリズムとは何か

ヤン・ヴェルナー・ミュラー(著者), 板橋拓己(訳者)

• 販売会社／発売会社: 岩波書店
• 発売年月日: 2017/04/01
• JAN: 9784000247962

商品レビュー

2024/11/05

全体、総体の代表感が漠としてあるようで、部分を有さぬゆえに焦点もなく、軸も曖昧模糊って感じだな。

ポピュリズムとは、鏡の中の統計であり、数量化には適さないという事かな。これはテレビっぽいな。権力を持つまでは、単に鏡で済むが、一旦、権力側に身を置くとバックミラーだけで暴走する車のようになりそうだ。

大日本帝国って、こんな感じだったのかな。そんで今は、象徴天皇制か。これからどこへ向かうんかね。あ、権力は、アメリカだな、うーん。とりあえず、資本っていう制約は機能しているが、基軸通貨って超便利だからな、これからどうなるかな。

2024/01/06

ポピュリズムについての本は複数読んだが、ポピュリズムの定義に正面から取り組んでいる貴重な本といえる。同名の中公新書は「何が起こっているか」の確認として有用だったが、本書は民主主義の歴史から広く例をとりながら解説してくれており、概念の整理に向く。トルコ含むヨーロッパ、北米、南米における新旧の例がふんだんに紹介されている。
アジア・アフリカの例は出てこないが類似のことが起こっているのは間違いないので、別の本を探したい。

2024/01/06

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1743543055934959718?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw