商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/03/15 |
JAN | 9784062936217 |
- 書籍
- 文庫
灰色の密命(上)
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灰色の密命(上)
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商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
ドイツのスパイとなったマックスであるが、ドイツのスパイを束ねるレンマーを陥れるためにグレイ・ファイルを入手する。普通の人だったマックスが立派なスパイとなっているのが驚き。普通のスパイ小説として楽しめるというと語弊があるが、読んでる方は気持ち良い緊張感がずっと続いていて楽しい。マッ...
ドイツのスパイとなったマックスであるが、ドイツのスパイを束ねるレンマーを陥れるためにグレイ・ファイルを入手する。普通の人だったマックスが立派なスパイとなっているのが驚き。普通のスパイ小説として楽しめるというと語弊があるが、読んでる方は気持ち良い緊張感がずっと続いていて楽しい。マックスの信頼できる元部下のサムもスパイのようになってきた。下巻に続く。
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めぐりめぐって、二重スパイになったマックス。 チャプターのナンバリングがなくて、段落があってページが変わるってだけなのが、ものすごい緊張感を生んでいる。こんなことぐらいで、って思うけど、こんなことぐらいじゃないんだろうな。 やっぱり、ゴダード、構成力が半端ないです...
めぐりめぐって、二重スパイになったマックス。 チャプターのナンバリングがなくて、段落があってページが変わるってだけなのが、ものすごい緊張感を生んでいる。こんなことぐらいで、って思うけど、こんなことぐらいじゃないんだろうな。 やっぱり、ゴダード、構成力が半端ないです。 前作では、とにかく人物が入り乱れていたのだけど、ここで少し整理された感じ。 まぁ、誰も敵か味方がわからない状態のままでは、盛り上がるものも盛り上がらないものね。とはいえ、え、この人が実はそうだったの、っていう展開には毎度、おおお、ってなるのである。 ついでに、前作でマックスパパ、そんなことで…と結構がっくりしていたことが…。 いやあ、そうじゃなきゃ。 マックスのパパだもの。そうじゃなきゃだめだよね。 そういうパパと素敵なお母様の子供であるマックスも、ぼんぼんだけど、いやぼんぼんだからこそ魅力的なのだ。これぞイギリスの風土と年月が生み出した紳士、って感じ。 うむ。 これは、むしろ自らの出自、バックボーンの話なのかもしれない。 だからこそ、次の舞台が日本になったのかもしれない。 次で完結になるそうな。 楽しみ。楽しみ。
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第一部上下を読んでから時間があいてしまったので、乗り切れるかなあ…と心配だったけれど、この第二部上の割合と早いところで、まとめ的なパートが(それもうまいこと)挿入されているので全く大丈夫。こういう手際うまいなあ、ゴダード。 さあ、下へ行きます。
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