商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 創元社 |
発売年月日 | 2016/12/01 |
JAN | 9784422116310 |
- 書籍
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性格は変えられる
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性格は変えられる
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嫌われる勇気、幸せになる勇気を読み、さらにアドラー心理学について知りたくなった。同じ対話形式だが、野田先生は先の2冊で出てくる「哲人」よりも物言いが砕けている。しかしインタビュアーの言うことを否定してばかりだな…と少し不快感。 ・人は考える(自己正当化)ことで「変わらない」選択...
嫌われる勇気、幸せになる勇気を読み、さらにアドラー心理学について知りたくなった。同じ対話形式だが、野田先生は先の2冊で出てくる「哲人」よりも物言いが砕けている。しかしインタビュアーの言うことを否定してばかりだな…と少し不快感。 ・人は考える(自己正当化)ことで「変わらない」選択をしている。「同じでいることをやめる」だけで性格(ライフスタイル)はどんどん変えていける。 ・無意識とは、まわりの人はよく知っていて本人だけが知らないもののことだ…性格についての自己分析は、色眼鏡をかけているから不可能。 ・間違っているのは自分だ、というところがスタート。「私以外の人は馬鹿で、私一人が利口だ」と思っているうちは変われない。 ・ただし、落ち込む必要はない。ただ笑えばいい。人は自分を責めてみじめになるのが好き。自分を責めると、言った自分はよい人間であるような気がするから。(!) ・勇気づけ(前向きな姿勢にさせる)とは「今のままだとどうなるか、結末の予測をさせる」「代替案を提示する」 ・性格を変えるとは=自分の不合理な特定の行動パターンに気づき、見届けること。今までの行動パターンが出そうな瞬間に目覚めて、合理的な行動をやってみること。それはとても勇気が伴う行動。(治療者による見届け、勇気づけが必要) ・ゲーム(人生)を楽しくする3つのコツ ①ルールを守ること ②真剣にゲームをすること ③深刻にならないこと ・共同体感覚とは ①私は私のことが好き、共同体への所属感 ②共同体の人々は信頼できる、安全感 ③私は共同体の役に立つことができる、貢献感 ・自己受容とは理想を捨てることではない。現実と理想を区別し、現実の自分を好きになること。理想の実現はしてもしなくてもいい。そこまでの過程を楽しめるかどうか。(ドラゴン桜でも言ってたな…!) ・子供にだまされることを受け入れること。一生だまされ続けるのだと決断すること。それが信頼。そうすると相手も信頼に応えざるを得ない。疑い続けるからだまされ続ける。 ・子供の選ぶ道が良い道かはわからない。しかし親や教師の押し付ける道も良い道かはわからない。 ・「優しくしていると子供になめられる」は、元々ファシズムだった時に起こる。(以前に強圧的な大人がいた経験)しかし優しくするだけでは放任、無政府状態になってしまう。強圧的にならず、正しいやり方を積極的に教えること。
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アドラーギルド http://adler.cside.com/ 「お願いだから、どうか考えるのをやめてください。ただ実行してくださいませんか」(笑)。そして「あなた、考えるということの目的をご存じですか」と尋ねたんです。彼女は、「いいえ、知りません」と言います。そこで、こう言っ...
アドラーギルド http://adler.cside.com/ 「お願いだから、どうか考えるのをやめてください。ただ実行してくださいませんか」(笑)。そして「あなた、考えるということの目的をご存じですか」と尋ねたんです。彼女は、「いいえ、知りません」と言います。そこで、こう言ったんです。「それは、ただ一つ、自分を変えないため。 我々は、今の自分を変えないためにはどうすればいいか考えるのであって、変えるためにどうすればいいか考えるのではない」。 ともかく人生目標なんていうのは、本当は嘘だと私は思っています。そういうモノを考えてしまうと、幸福になれないんだ。理想の自分というのを設定しておいて、その理想から現実の自分を引き算して採点すると、みじめになる。理想の自分なんか、とこにもいないんですよ。頭の中以外にはね。そういう奴のことは早く忘れることだ。 存在するのは、今ここにいるこの私だけなんです。私がこの私を好きになってやらなかったら、誰も私を好きになってはくれない。「いとしい私」って言える人だけが、「いとしいあなた」って人から言ってもらえるし、「いとしいあなた」って人に言う資格があるんです。まず、何が何でも、ありのままの自分を好きにならなくては。そこからすべてがはじまるんです。そのためには、自己理想とか人生目標とかいった考えは邪魔になる。 ともあれルールは、我々が幸福に集団生活をするためにあるんです。ルールのために不幸になったのでは何にもならない。マルクス的な言い方をすれば、人間のつくったルールに人間が除外されてはいけない。ルールは我々の道具なのであって、我々がルールの道具なのではない。そういうふうに考えた上で、ルールというものを、人間の集団生活のために有用な手段としてとらえなおすわけです。私も幸福であり、あなたも幸福であるためには、どうしてもルールというものが必要になる。 本当は、みんなに共同体感覚が生まれてくれば、しだいに成文化した強制的なルールは不要になっていくと思うんだけれど、我々人類の現在の発達段階では、どうしてもルールがなかったら暮らしていけない。 理想の自分とも浮気をしないことです。理想の自分なんか存在しないんです。永久に存在しない。理想というものは、地平線のようなもので、追いかけることはできるんだけれども、実際にそこへ到達したときには、もっと向こうにまた見えているんです。永久に人間は理想には到達できない。永久に人間は不完全なままだ。その不完全な自分を引き受ける勇気を持たなければならない。 --理想を捨てると、成長が止まってしまうのではないですか。 理想は我々の道具であって、我々が理想の道具なのではない。私は、理想を捨てろとは言っていないんです。理想を本気にするなと言っているだけなんです。何が現実で何を空想かをはっきりと区別していれば、空想としての理想を持つのは素敵なことだ。 自己受容というのは、だから、理想を捨てることではなくて、何が現実で何が空想かを区別して、空想よりも現実の自分をまず好きになれ、ということなんです。その上で、自ら理想を選びとって、その方向に自らの決断で進路をとれと言ってるんです。だから、自己受容しても、人生の流れが止まることはない。人生目標を追求することは同じなんです。ただ、そこから深刻さがなくなって、いわば遊びして理想を追いかけることができるようになる。
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暫くブクログを開いていなかったが、この本が酷すぎて戻ってきた。Amazonなんかのレビューはいいが、肝心の中身は女性嫌悪が激しすぎて読んでいられない。女性はこうあるべき、女性はこのようだったら良かったのにと、女の話ばかりで呆れてしまう。アドラーの話をしてくれ。別のアドラーに関する...
暫くブクログを開いていなかったが、この本が酷すぎて戻ってきた。Amazonなんかのレビューはいいが、肝心の中身は女性嫌悪が激しすぎて読んでいられない。女性はこうあるべき、女性はこのようだったら良かったのにと、女の話ばかりで呆れてしまう。アドラーの話をしてくれ。別のアドラーに関する本を読んだ方が絶対にいい。このような本を読むと、男女関係なく認知の歪みを助長させる。男性はもちろん、女性にもお勧めしない。 ※追記 ネットやAmazonの評価が良すぎて焦りを感じたが、こちらには別の方も女性軽視について書かれていて大変安心した。他の読者さんの価値観に感謝。
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