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ブラウン神父の童心 新版 創元推理文庫
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ブラウン神父の童心 新版 創元推理文庫

G.K.チェスタトン(著者), 中村保男(訳者)

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ブラウン神父の童心 新版 創元推理文庫

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2017/01/12
JAN 9784488110130

ブラウン神父の童心 新版

¥814

商品レビュー

2.9

32件のお客様レビュー

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2026/02/20

チェスタトン『ブラウン神父の童心』読了。ブラウン神父初登場回を含むシリーズ1作目。1話約30頁の中に切れ味優れるアイデアが光る。特に「折れた剣」は「木の葉を隠すなら森に」という有名な警句のネタ元らしく、さらにそれを「森がないなら森を作る」と進めるのを初出でやっちゃうのはすごい。 ...

チェスタトン『ブラウン神父の童心』読了。ブラウン神父初登場回を含むシリーズ1作目。1話約30頁の中に切れ味優れるアイデアが光る。特に「折れた剣」は「木の葉を隠すなら森に」という有名な警句のネタ元らしく、さらにそれを「森がないなら森を作る」と進めるのを初出でやっちゃうのはすごい。 (そこまであったからメジャーになったという向きもあるかもだけど) かの有名な「見えない犯人」も読めた。実際には伏線というべき描写が仕込まれているのだけれども、そこの伏線描写含めてリアリティには欠けてしまうよな、と。ただ、そういうところも含めての着想のおもしろさというのは間違いなくある。 他方、翻訳の古さもあってか著者の文体なのか他の翻訳ミステリに比べて1話が短いのに読みにくさが印象に残った。話自体は面白いのに現代の読者にハードルになってしまうのは惜しい

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2026/02/04

すらすら読めない短編集! 1911年作なだけあって、古くさい作風(そりゃそうなんだけど) 物語としては短いのに、事件が起こり、ブラウン神父が謎を解き明かす、という起承転結が上手くまとめられている! ミステリの古典と言われるだけある。 色んな作家がこの作品から影響を受けたのでは? ...

すらすら読めない短編集! 1911年作なだけあって、古くさい作風(そりゃそうなんだけど) 物語としては短いのに、事件が起こり、ブラウン神父が謎を解き明かす、という起承転結が上手くまとめられている! ミステリの古典と言われるだけある。 色んな作家がこの作品から影響を受けたのでは? 童心、という訳がいかにも古い。原題はイノセンスか。今これが新たに日本語訳されたらどんな題になるだろうか? 以下ネタバレ。 「秘密の庭」での首切り死体。ミステリ愛好家ならまず入れ替わりを疑うよう訓練されているであろう(?) この入れ替わり説がミステリにおける定石となったのってもしやこれが初なのか??そうなのか??

Posted by ブクログ

2026/01/02

「一見魔法でも使ったように見える彼のすばらしい成功のすべては、こつこつ歩いてゆくような論理のおかげで、つまり、明晰で平凡なフランス人的な思考のおかげで勝ち得たものだった。フランス人が世界をピリッと震動させるのも、逆説を行動に移すからではなくて、明白な論理を遂行するからなのである。...

「一見魔法でも使ったように見える彼のすばらしい成功のすべては、こつこつ歩いてゆくような論理のおかげで、つまり、明晰で平凡なフランス人的な思考のおかげで勝ち得たものだった。フランス人が世界をピリッと震動させるのも、逆説を行動に移すからではなくて、明白な論理を遂行するからなのである。今までのところ彼らは明白な論理を実行してきている……フランス革命の場合も同様だ。だが、ヴァランタンは、まさに理性を理解していたがゆえに、理性の限界も理解していた。自動車のことは何も知らない者だけが、ガソリンなしで自動車旅行に出かけようなどと言い出す。論理のことは何も知らないものだけが、ゆるぎないがっちりとした第一原理を基礎にしないで、推論しようとしたりする。」 —『ブラウン神父全集』G・K・チェスタートン著 「オードレイ氏のほうは、政治には一度も関係したことがないだけに、いくらか政治というものをまじめに扱っていた。ときには彼は、自由党員と保守党員とのあいだには多少の相違があることをほのめかすような文句を使って、一座の者たちをまごつかせることさえあった。彼自身は、私生活にあっても、保守党だった。彼は幾人かの古風な政治家の真似をして白髪を首筋の上に渦巻かせていたので、背後から見ると、イギリス帝国の期待をになっている人物に見えた。前から見ると、彼はおだやかな気まま暮しの独身者で、オールバニイにでも部屋借りしていそうな人間に見えた……また事実そのとおりだったのだけれど。」 —『ブラウン神父全集』G・K・チェスタートン著 「あらゆる真の宗教には一つの特徴があるのだよ。それは唯物主義なのだ。そこで、悪魔崇拝も完全に真の宗教だと言えるわけなのだ」 —『ブラウン神父全集』G・K・チェスタートン著

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