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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 立東舎 |
発売年月日 | 2016/12/19 |
JAN | 9784845628971 |
- 書籍
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葉桜と魔笛
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葉桜と魔笛
¥1,980
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商品レビュー
4.4
15件のお客様レビュー
再読。もう一度みてみると、妹の気持ちと寿命が儚げで雪のように消えてしまいそう。姉目線だからこそ思うところはあるかもしれない。切ない恋愛モノが読みたい人に。
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葉桜が印象深かったのか、今年の桜は遅く開花し、1週間ぐらいで葉っぱがちらほら出てきて緑とピンクのコラボレーション。会社の桜は老木で貧相な満開だが、今年は緑が映えてキレイで葉桜と魔笛の表紙がインプットされ、来年も葉桜をみるとこの小説を思い出すのだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「あたしは、ほんとうに男のかたと、大胆に遊べば、よかった。あたしのからだを、しっかり抱いてもらいたかった。…お悧巧すぎた。…あたしの手が、指先が、髪が、可哀そう。死ぬなんて、いやだ。いやだ。」 病気で死ぬ間際にある妹のこの言葉が胸に刺さった。若い時分に死ぬということは、したいことが叶えられぬうちに死ぬということ。人はいつ死ぬかわからない。だからこそ、お悧巧でいすぎるよりも、自分の望みを叶える行動をとっていかないと、死の淵が見えたときに後悔してしまう。そう思う前に、やりたいことをやれるうちにしっかりしたいと思った。 太宰治は、本当に人の心の奥底にある本音をえぐり出すのがうまい。死にたくない、という妹の気持ち、それを感じとる家族の気持ちが、痛いほど伝わってきた。
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