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プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年
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プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年

アン・ウォームズリー(著者), 向井和美(訳者)

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プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年

2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2016/09/01
JAN 9784314011426

プリズン・ブック・クラブ

¥2,090

商品レビュー

4.2

82件のお客様レビュー

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2025/10/25

著者の文章の形式、比喩的表現に隠された裏の意図、著者は作品を通じて何を訴えてかけているのか? かなり深い着目点をもって議論されていて、単純にすごいなと思ったし、自分も今度はそういう視点を持って読書をしてみようという学びも得た。 自分の中で読書を完結させるだけじゃなくて、人と共有...

著者の文章の形式、比喩的表現に隠された裏の意図、著者は作品を通じて何を訴えてかけているのか? かなり深い着目点をもって議論されていて、単純にすごいなと思ったし、自分も今度はそういう視点を持って読書をしてみようという学びも得た。 自分の中で読書を完結させるだけじゃなくて、人と共有するのもいいなと思った。 読書会ってなかなか日本人には高いハードルではありそうと思いつつ…。

Posted by ブクログ

2025/10/03

なかなかのボリュームだったので、中盤は読みどばしてしまったが、受刑者にとって、読書会は、ふつうの人間に戻れる時間、というのが印象的だった。 自分は海外文学は、読むことが少ないので、世界の古典、歴史についても、もっと知りたいと興味が湧いた。 読書会で取り上げられた本を読んでから、こ...

なかなかのボリュームだったので、中盤は読みどばしてしまったが、受刑者にとって、読書会は、ふつうの人間に戻れる時間、というのが印象的だった。 自分は海外文学は、読むことが少ないので、世界の古典、歴史についても、もっと知りたいと興味が湧いた。 読書会で取り上げられた本を読んでから、この本を読み終えたほうが、読書会を追体験できて面白いと思った。 読んでみたい本 怒りの葡萄 またの名をグレイス 作者あとがき 「だれよりも本を必要としているのは、人生のぎりぎりのところにきる人たちではないだろうか」

Posted by ブクログ

2025/09/03

「彼らが夢中になっているのは、もはや麻薬ではなく書物なのだ」 コリンズ・ベイ刑務所で行われた読書会を追ったノンフィクション。 囚人というとちょっと身構えてしまうけれど、読書に向ける熱量や、関心の持ち方を知ると、その垣根は自然となくなって、自分も読書会に参加するひとりのような気持...

「彼らが夢中になっているのは、もはや麻薬ではなく書物なのだ」 コリンズ・ベイ刑務所で行われた読書会を追ったノンフィクション。 囚人というとちょっと身構えてしまうけれど、読書に向ける熱量や、関心の持ち方を知ると、その垣根は自然となくなって、自分も読書会に参加するひとりのような気持ちになって楽しめた。 本が人と人をつなぐツールになって、いろんな価値観に触れる機会になってるのが素敵だ。独りで楽しむ読書もいいけど、読書会で皆とあれこれ話してみるのも、楽しそう。本の可能性をより感じられる読書体験だった。

Posted by ブクログ