商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2016/08/04 |
JAN | 9784167906702 |
- 書籍
- 文庫
永い言い訳
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永い言い訳
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商品レビュー
4
195件のお客様レビュー
面白い! 個人的には「ゆれる」よりヒットしました。 いや、それは「ゆれる」は映画を先に見て、オダギリさんの演技が許せないという個人的な感情が邪魔してるだけかもしれませんが。 「永い言い訳」の映画は見てません。これからも見ないことにします。 身近な人が死んで、本当に泣けるようにな...
面白い! 個人的には「ゆれる」よりヒットしました。 いや、それは「ゆれる」は映画を先に見て、オダギリさんの演技が許せないという個人的な感情が邪魔してるだけかもしれませんが。 「永い言い訳」の映画は見てません。これからも見ないことにします。 身近な人が死んで、本当に泣けるようになるには、実は時間がかかる、葬儀の時なんか全然泣けない、その感覚に共感。 僕は15で父が死んで、ホントに泣けたのは19の時だった(たぶん)。 自分のむしゃくしゃを、無罪の子供にぶつけてしまった時の、罪悪感と死にたいような気持ちにも共感。 あの思いを二度としたくなさすぎて、今は子供が思い通りにならなくても、怒らなくなってしまった(それで良いかは分からんけど)。 文学的にどうこうとか思うより、シンプルに引き込まれてどんどん読んで、推理でもサスペンスでもミステリーでもないのに、あっという間に読み終わった、そういう作品。 けど、どうなんだろう。奥さんを亡くした男性の話だから、男性の自分にハマったのか。 身近な女性の感想を聞いてみたい作品。
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「いつか君に出会って欲しい本」にて紹介されており手に取る。 出だしで、いきなり永い言い訳が説明され、結構驚かされる展開、終わるので短編集かと思った、が話は続く。なかなか見ない構成だな。 バスの事故で妻を亡くした小説家の主人公、同じバスの事故で妻を亡くしたトラック運転手の家族に...
「いつか君に出会って欲しい本」にて紹介されており手に取る。 出だしで、いきなり永い言い訳が説明され、結構驚かされる展開、終わるので短編集かと思った、が話は続く。なかなか見ない構成だな。 バスの事故で妻を亡くした小説家の主人公、同じバスの事故で妻を亡くしたトラック運転手の家族にふれ、死や生きることを考える。 主人公駄目人間加減とトラック運転手家族の対比も面白い構造を作っている。 多くの本、小説でも問われているが「大切な人が急に死んでも後悔しない生き方をしているか」と言う問題を改めて考えてみる。大切人が病気で余命何日となっても、特に後悔や行動を変える事もないかと思うと、出来ている気はする。家族仲は良いと今は思う。 ふと、出だしに説明されていた、永い言い訳の行を再度読んでみる。ん?いるかこの文。 booklogをいじっていて気づく、あ、これ再読だな。良いと評価した本なのに、全然覚えていない自分に驚く。でもまあ、面白い小説を新鮮な気持ちで2度も読めたと思うことにする。
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妻をバス事故で亡くした作家・津村啓こと衣笠幸夫。妻の親友も同じ事故で亡くなり、その夫と子供2人が残された。残された4人で家族が再生されようとするが、そう簡単にはいかない。衣笠幸夫がダメ男すぎて、自分には許容不可能。感動ストーリーがかなりマイナスされました。
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