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永い言い訳 文春文庫
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永い言い訳 文春文庫

西川美和(著者)

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永い言い訳 文春文庫

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2016/08/04
JAN 9784167906702

永い言い訳

¥858

商品レビュー

4

251件のお客様レビュー

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2026/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

我々は、死と、そして生と、どう向き合うのか。 主人公の幸夫は、共感できない嫌味な奴として描かれます。流石は小説家、口はうまくて「作品」は出せるけど、他人を見下して、常に被害妄想ぎみで、子どもから抜け出せない人。 妻が死んだ時も不倫セックスをしていて、その後も関係を続ける、最低な人。 でも、そんな幸夫だからこそ、妻の喪失をどう受け止めるのか、そこにドラマがあります。 それに、僕自身、表面上はうまく取り繕っても、内実、他人を見下したり、自分を正当化したりは日常茶飯事な気がするし、自分の思考を文章にしたときに、果たして幸夫と違いがあるのかどうか…。自信はありません。 だからこそ、このストーリーは、自分事として捉えることができました。 幸夫は、大宮家の子ども達との触れ合いによって癒され、自分の居場所を見つけていきます。保育園児の灯ちゃんとのやり取りは微笑ましくて、ほっこりします。 でも、こうした交流も、妻の死に向き合わないための手段として、幸夫が利用しているものとしても描かれています。 それは一つの真実であって、だから彼は、彼らしい別の方法、小説を書くことによって、妻の死と向き合う事になりました。 そこでどんな葛藤、闘いがあったのか、それは語られていませんが、執筆後の語り口はまるで憑き物が取れたようで、寂しくも晴れやかなラストでした。 文体で幸夫の変化が凄く伝わってきて、改めて、小説という表現は面白いなと感じました。 他者が居てこその自分とか、守るものが人生を豊かにするとか、大事なものは失って気づくとか。 言葉にすると凄くチープで、当たり前すぎます。でも、だからこそ、これらをちゃんと想像して、真に受け止めていくことは難しい。 自分の周りの関係を大事にできなくなってきた時に、また読み返したいと思える作品でした。

Posted by ブクログ

2026/08/27

140ページぐらいまであまり好きになれなかった。 なんでかわかった。主人公が誰とも心を通い合わせてないからだ。 自己愛のかたまりの男やクズ男が出てくる話は、私は好きじゃない

Posted by ブクログ

2026/08/16

自分のことを大事に思ってくれる人は大事にしないといけないよ、そっと教えてくれる幸夫がいてくれて、真ちゃんよかった。 後半、それぞれの関係性が崩れ、また新たな関係になる、自分の視点、他人からの視点、家族からの視点、同じことでもズレているという当たり前のことを実感。

Posted by ブクログ

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