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保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで 中公新書2378
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保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで 中公新書2378

宇野重規(著者)

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保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで 中公新書2378

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2016/06/01
JAN 9784121023780

保守主義とは何か

¥880

商品レビュー

3.8

30件のお客様レビュー

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2025/11/02

二項対立的に保守、リベラルと語られがちなイメージを持っていたが、時代や時勢によって、内包される意味が異なることを知れた。 先の見えない現代、何が正しいかの絶対的解答のない世界で、保守主義のこれまでの変遷を辿りながら、過去を振り返ることの重要性を改めて再認識した。 企業の経営と...

二項対立的に保守、リベラルと語られがちなイメージを持っていたが、時代や時勢によって、内包される意味が異なることを知れた。 先の見えない現代、何が正しいかの絶対的解答のない世界で、保守主義のこれまでの変遷を辿りながら、過去を振り返ることの重要性を改めて再認識した。 企業の経営とかでも同じようなことが言えそうだと感じた。

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2025/10/07

保守主義の思想の流れを、フランス革命期に隣国英国の政治家として革命に反対する論陣を張ったエドマンド・バークから、社会主義に対峙した20世紀の保守思想家、そして20世紀米国でリベラルコンセンサスの下で形成されていった「大きな政府」に反対した 伝統主義・リバタリアニズム・ネオコンと、...

保守主義の思想の流れを、フランス革命期に隣国英国の政治家として革命に反対する論陣を張ったエドマンド・バークから、社会主義に対峙した20世紀の保守思想家、そして20世紀米国でリベラルコンセンサスの下で形成されていった「大きな政府」に反対した 伝統主義・リバタリアニズム・ネオコンと、それらを原動力として結実した保守革命へと辿る。さらにこれらの英米の保守主義に対して、単に変化一般へ反発する伝統主義や復古主義とは異なる、真の保守主義思想は日本にあったかを検討する。これを読んで今まで自分は保守主義というものがどういうものかちゃんと理解してこなかったなと深く反省したし、とても勉強になった。理性を過信し性急な革新を急ぎがちな進歩主義・リベラルだけでは健全な進歩は成らず、それを適切にブレーキする保守主義は必要だが、一方で保守主義はただ変化を拒む反動・伝統主義であってもならない。歴史と伝統を学び反省すべき点は反省した上で、保守すべき良い制度・伝統は何かについての思想をしっかり持った保守主義が現代日本にも現れて、リベラルと健全な議論を交わせる社会であることを願いたい。

Posted by ブクログ

2025/06/07

リベラルの勢いがなくなった事もあってか、保守も迷走気味に見える。 右翼の威勢が強く、対極の左翼も理想を叫ぶ。保守やリベラルは大口は叩かずとも真の持続可能な目標を掲げ続けなければならない。 チャーチルの「二十歳の時にリベラルでないなら、情熱が足りない。四十歳の時に保守主義者でな...

リベラルの勢いがなくなった事もあってか、保守も迷走気味に見える。 右翼の威勢が強く、対極の左翼も理想を叫ぶ。保守やリベラルは大口は叩かずとも真の持続可能な目標を掲げ続けなければならない。 チャーチルの「二十歳の時にリベラルでないなら、情熱が足りない。四十歳の時に保守主義者でないなら、思慮が足りない」は、四十歳を過ぎた今実感するが、けだし名言だと思う。 大垣書店イオンモール北大路店にて購入。

Posted by ブクログ