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保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで 中公新書2378
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2016/06/01 |
| JAN | 9784121023780 |
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保守主義とは何か
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商品レビュー
4
36件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
何となくイメージしていた保守主義に対する誤解が解けた。伝統主義や復古主義とは異なる "エドマンド・バークを基準にとるならば、保守主義とは、①具体的な制度や慣習を保守し、②そのような制度や慣習が歴史のなかで培われたものであることを重視するものであり、さらに、③自由を維持することを大切にし、④民主化を前提にしつつ、秩序ある漸進的改革を目指す。" なお著者は、保守主義の立場の人では無く、そこが良いと思った
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すっごく分かりやすい保守主義についての概説書だった 本書が拠って立つ保守主義とは、バークによる「①保守すべきは具体的な制度や慣習であり、②そのような制度や慣習は歴史のなかで培われたものであることを忘れてはならず、さらに、③大切なのは自由を雑持することであり、④民主化を前提にしつつ...
すっごく分かりやすい保守主義についての概説書だった 本書が拠って立つ保守主義とは、バークによる「①保守すべきは具体的な制度や慣習であり、②そのような制度や慣習は歴史のなかで培われたものであることを忘れてはならず、さらに、③大切なのは自由を雑持することであり、④民主化を前提にしつつ、秩序ある漸進的改革が目指される」ものであり、一見想像されるような頑迷固陋で懐古主義的なものではない この前提の下、保守主義の原点とされるバークの保守主義から二十世紀イギリスにおけるエリオットやハイエク、オークショットらの保守主義、イギリスと同じく自由主義の土台をもっていたアメリカの保守主義、最後には日本における保守主義について自由闊達に書かれている 個人的には、そもそも保守派がなんで何らかの価値を守りたがるのかという根本的な部分についてバークによる意見を知れたことと、保守主義が対抗すべきは「進歩主義」であり「自由主義(リベラリズム)」ではないことを知れたのが大きかった ハイエクによる「法の支配(イソノミア)」の発想はルソーの「一般意志」に通ずるものを感じたし、オークショットが、保守主義は進歩に対する単なる「反動」ではなく人間の理性に対する「謙虚」な態度だ、みたいなことを言ってたことには感服した オークショットが本書に登場した人の中で一番好きだね 最終章、日本における保守主義については、そもそも明治維新に加えて敗戦と占領など歴史の「断絶」を経験してきた近代日本に果たして保守主義と言えるものが存在したのかという主題で、議論が非常に面白かった まとめ方も、今後の保守主義の可能性について希望がもてるもので読後感も満足だった
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