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台湾とは何か ちくま新書1185
968円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2016/05/01 |
JAN | 9784480068910 |
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台湾とは何か
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商品レビュー
4.1
15件のお客様レビュー
2024年の台湾総統選が間近に迫っているけれど、台湾政治をふわっとしか知らないので読んでみた。読んでよかった。特に、馬英九政権の台湾についての理解が進んだ。台湾関連のニュースの解像度もかなり上がった。 改めて、難しい場所だと感じる。特に、「第五章 台湾アイデンティティ」「第六章...
2024年の台湾総統選が間近に迫っているけれど、台湾政治をふわっとしか知らないので読んでみた。読んでよかった。特に、馬英九政権の台湾についての理解が進んだ。台湾関連のニュースの解像度もかなり上がった。 改めて、難しい場所だと感じる。特に、「第五章 台湾アイデンティティ」「第六章 例外と虚構の地「台湾」」を読むと、台湾への言及の仕方に迷い、幾分慎重にもなる。 それでもやっぱり、この場所が大好きで、これからも通い続けて台湾の文化を一層理解したいと思う。 本書は、蔡英文が総統に就任した直後の2016年に出版された。あれから、世界の状況も大きく動いた。1月に総統選を迎える台湾から目が離せない。 野嶋剛さんの新刊『台湾の本音』がまもなく発売ということで、楽しみ。
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ジャーナリストなのでやはり読みやすく面白い。冒頭から巻末まで淀みなくどんどん読んでしまう。内容的には、政治的な事柄とアイデンティティについてが殆どだ。著者は、もっと台湾のことを直視しろ、議論しろ、と言う。私も二週間後、本書の内容を思い返しながら、台湾に行ってこよう。
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平易な文章でわかりやすい。紹介されていた司馬『台湾紀行』と小林『台湾論』は読んでおきたい。興味深い記述は以下のとおり。 ・1953年に中国は十一段線のうちトンキン湾線と北部湾線を削除 ・2013年に台湾外交部は「釣魚台の争いにおいて中国大陸と合作しない我が国の立場」を発表 ・村山...
平易な文章でわかりやすい。紹介されていた司馬『台湾紀行』と小林『台湾論』は読んでおきたい。興味深い記述は以下のとおり。 ・1953年に中国は十一段線のうちトンキン湾線と北部湾線を削除 ・2013年に台湾外交部は「釣魚台の争いにおいて中国大陸と合作しない我が国の立場」を発表 ・村山談話において、台湾をどう位置づけるかはまともに議論した形跡なし。「返還」されたことで日本社会の認知の中で台湾という存在が消失したのでは。
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