商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | リトル・モア |
| 発売年月日 | 2016/05/01 |
| JAN | 9784898154397 |
- 書籍
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夜空はいつでも最高密度の青色だ
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夜空はいつでも最高密度の青色だ
¥1,320
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商品レビュー
3.8
85件のお客様レビュー
まず直感的にはかなり混乱した。本来来てほしい言葉が来ないので、意味を理解出来ないまま流れにのまれていく感覚。善悪と好き嫌いを意図的に混同しているようにも思えた。 他方、理性的に見るとあえてやっている感というか、写実主義に対するキュビズムを連想して、現代アート的と言われるのも納得だ...
まず直感的にはかなり混乱した。本来来てほしい言葉が来ないので、意味を理解出来ないまま流れにのまれていく感覚。善悪と好き嫌いを意図的に混同しているようにも思えた。 他方、理性的に見るとあえてやっている感というか、写実主義に対するキュビズムを連想して、現代アート的と言われるのも納得だなぁと思った。あとモチーフは恋愛っぽいものが多いように思うが、全部自分の内面の話と読んでも意味が通る気がする。 一遍の意味はわからないんだけど、浴びるように読むとなんとなく感じるものがある、詩作にあまり触れていない自分としては新鮮な感覚だった。
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◼️ 最果タヒ「夜空はいつでも最高密度の青色だ」 意味不明の記号などはなく、真っ直ぐに心の隙間を衝かれるような感覚。映画化。 最果タヒの第4詩集。うまく理解できないながらもつい手を伸ばしてしまう作家さん。今回は意外に?直線的だなと思う。 人の内面を分析するような、なにかしらストレス、緊張感を与える43編が収録されている。あとがきの解題で少し納得がいった気がする。 人間の感情は止まるところはなく、他人の行動や社会に対して、綺麗ごとではない嫌悪感や嫉妬、憂鬱を抱いたりする。多くはその理不尽さを認識しつつも心の中に溜めている。 それは他人に話したところでほとんど理解されないもので、だから自分は自由で、個人の存在を示している。かわいい、と思える。 生の感情をマイナスと思うな、ということだろうか。確かに人として自然だと思う。人間関係を作っていく中で、社会の中で押し殺されていくもの。たてまえに対するだけでなく、効率重視という風潮に対するアンチテーゼとまで思える。 「ぼくはだれかの自尊心のために、侮辱されるのか好きだよ」(美術館) 前回読んだ第1詩集「グッドモーニング」では記号や、分裂的な文章の配列が見られて視覚的にな表現というものを意識させられたものだが、今作は縦書きと横書き、ページの右左を変えているだけで、言葉とその奥にひそむものを重視しているようだ。 「みんな同じだよって、いわれて、誰もわかってくれないという気持ちに、なるのはどうしてだろう、物理法則?」(にほんご) 君だけが特別というわけじゃない、という意味でかけられた言葉なのか、ひょっとしてもう少し穏やかな言い方なのか。でもあからさまによくあることでも、その人にとっての思いや感じ方はやはり唯一無二かもしれない。 女子高生は女子大生モデルに憧れる、という時期から始まる作品。 「でもある時から、憧れる対象は年下になっていくの」 「走り去るのがいいことみたいに思って生きて、若さがちぎれ、有楽町の駅前にぼたぼた、落ちていった。で、だからなんなの。命の価値すら磨り減るのが未来だと、私はちゃんと知っている」(ようこそ) どこか大人の醒めた見方も感じさせるが、若さを過ぎてからの方が人生はずっと長い。この辺はスポーツ選手も同じ。最後の 「早く生きて、長く死にましょ」 には諦観も入っていそうだけども、人生讃美のようにも聴こえて、なぜかホッとする。 もちろん、むう、と意図を探る文言も多いが、どこかスルーできないものもある。恋愛を揶揄しているような言い回しもある。切れるような言葉もたくさんある。シニカルでひとしきりかき混ぜた後に、優しい視線を感じるときもあったりする。 なかなか読ませる詩集でした。映画が気になりますね。ヒットしたという「死んでしまう系のぼくらに」もいずれ読もうかな。
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2026.06.20〜24 『朝』…「新年が起動」という表現が良い。必ずやってくるものに対して機会的な言葉選び。「知らない音楽をただ聴きたかった。…すれちがいたい。それなら好きになったりなんかしないで、…」リアルな現実逃避の感情で心に刺さる。 『彫刻刀の詩』…きみがどこかにい...
2026.06.20〜24 『朝』…「新年が起動」という表現が良い。必ずやってくるものに対して機会的な言葉選び。「知らない音楽をただ聴きたかった。…すれちがいたい。それなら好きになったりなんかしないで、…」リアルな現実逃避の感情で心に刺さる。 『彫刻刀の詩』…きみがどこかにいるのならそれでいい。 『やぶれかぶれ』…「生きて必死で幸福探す人を下品って言い捨てて、一番下品な山河になりたい。」 個人的にはあまり深くは刺さらなかった。『死んでしまう系のぼくらに』を先に読んだ方が良かったのかな。ただ最果タヒ先生の詩をたくさん読めば読むほど、どんどん深く刺さっていくような気もするので、また気が向いたら他の作品も読んでみようと思います。
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