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USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? 角川文庫
704円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/04/23 |
JAN | 9784041041925 |
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USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
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商品レビュー
4.2
125件のお客様レビュー
作者の人の考え方が好き。 ユニバというかなり身近な題材でビジネスに対する考え方を学べるから、万人にオススメできる系。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
細かなマーケティング手法というよりは、著者がどのような思考/行動プロセスを経てUSJの再建に邁進したのか、そのストーリーが描写されており非常に面白かった。特に印象的であったのは、ホラーナイト(ゾンビ)が誕生した箇所。パーク業は莫大な設備投資が必要であるにも関わらず、資金がないというジレンマを抱えていた状況において、固定費(人件費)を活用することで大幅な集客を実現できたというストーリーは、純粋に面白くまた打ち手の幅を感じさせられた(設備投資を抑え固定費で賄いたい→ホラーナイトではなく、ハロウィンに機会を見込む→状況を鑑みた打ち手としてホラーナイトという論理であることには注意) また、本書からの最大の学びは「戦略は後戻りできない」ということ。一度莫大な投資を行ってしまうと、以降数年の戦略の幅は当然狭まり、過去に実践した戦略のせいで、将来的に危機を迎える可能性もある。戦略を考える/提案することを生業とする身ではあるが、つい「その局面において妥当的な戦略」の考案に心血を注いでしまい、中長期的にその戦略が及ぼす影響というダイナミックな視点を蔑ろにしてしまっていると感じる。戦略を考える当事者のストーリーを読み、戦略を考える際の視点を改めて補完いただいた。 特に印象に残った箇所は以下の通り 「私は、マーケティングが実戦でのみ鍛えられる実践学だと考えています。本からの理論だけが先行するマーケターは、差別化という美しい戦術に憧れて溺れることがあります。差別化すること自体にこだわってしまい、本来の目的を見失ってしまうのです」(p.37) 「その歩いている一歩一歩が正しいんだ!と思えないと、自信を持ったよいエクセキューション(実際のプラン=この場合はショーやイベントの品質)を現場が作ることはできません。腹の底の弱気や心配は絶対に周囲に悟られてはならない、誰かが言い切らないといけないのです」(p.53) 「私はアイデアを考えるときは、まず目的を徹底的に吟味して定め、その次にアイデアが満たすべき「必要条件」を一番時間をかけて考えます。そしてその必要条件を組み合わせ、より条件を絞り込んで、自分が必死に思いつくべきアイデアの輪郭をできるだけ明確に絞り込んでいきます。具体的なアイデアを考え始めるのはいつも最後の最後なのです」(p.63) 「私にとって神様を信じるとしたらそれは「確率」なのです。良いアイデアを思いつくのも思いつかないのも確率」(p.138) 「いつも思うのですが、コロンブスの卵のようなアイデアは、後で考えてみると「なぜもっと早く思いつかなかったのだろう」と思うような、一見して簡単で何で、おないようなことが多いのです」(p.166)
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そんなジャンルは無いと思いますが、「一緒に熱くなれるビジネス書」です。 達成したい数字の前に立ちはだかる大きな壁、それを乗り越えても当日まで起こる様々なトラブル… 1つ1つにアイデアと諦めない心で立ち向かい、「圧倒的に」or「ギリギリで」達成する… 本当にドラマみたいな現実で、...
そんなジャンルは無いと思いますが、「一緒に熱くなれるビジネス書」です。 達成したい数字の前に立ちはだかる大きな壁、それを乗り越えても当日まで起こる様々なトラブル… 1つ1つにアイデアと諦めない心で立ち向かい、「圧倒的に」or「ギリギリで」達成する… 本当にドラマみたいな現実で、小説じゃないのに読んでいるこちらまでドキドキしてしまいます。 そしてあとがきで明かされるこの本を書いた真の理由も… 本当に驚かされたばかりです。
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