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USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? の商品レビュー

4.2

128件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    21

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2025/02/01

少々古い本にはなりますが、USJの奇跡について書かれたとても熱いメッセージ本です。森岡氏の考え方の基本や徹底力、ビジネスに必要な攻めるタイミングなど多岐に渡り学びました。 ・こだわるポイントが間違っている ・アイデアを生み出すに当たって、最初に最も大切なことは、何を必死に考えれば...

少々古い本にはなりますが、USJの奇跡について書かれたとても熱いメッセージ本です。森岡氏の考え方の基本や徹底力、ビジネスに必要な攻めるタイミングなど多岐に渡り学びました。 ・こだわるポイントが間違っている ・アイデアを生み出すに当たって、最初に最も大切なことは、何を必死に考えれば良いかわかっていることです ・日ごろからストックを蓄える

Posted byブクログ

2025/01/28

以前、林先生の初耳学かなんかの番組で出演していた時に話が上手ですごく引き込まれた記憶があった。 著書も話題になっていたことは知っていたのだけど、読まずにきていたのだけど、図書館でたまたま視界に入ったのでご縁と思い読むことに。 番組で見た語り口そのままに、まるで話を聞いているかのよ...

以前、林先生の初耳学かなんかの番組で出演していた時に話が上手ですごく引き込まれた記憶があった。 著書も話題になっていたことは知っていたのだけど、読まずにきていたのだけど、図書館でたまたま視界に入ったのでご縁と思い読むことに。 番組で見た語り口そのままに、まるで話を聞いているかのような文章で、一つのドキュメンタリー番組を見ているかのような一冊だった。 大阪に住んでいながら、リニューアルしてUSJには一度も行ったことがないのだけれど、この本で語られている熱量と作り手の想いに触れると、単純ながら行って体験したくなる。 アイデアを形にしていくための考え方などにも触れており、仕事の上でも参考にしたい価値観もたくさん提示されていた。特にお客さんを理解するために自分もやってみる、色んなことを自分で体験して見ることがどこかで役にたつというのは心に留めておきたい。他の著者も積読してるので今年中にまた読んでみたい。

Posted byブクログ

2024/12/17

UFJでおこなったマーケティングの実践内容を詳しく説明している本。問題に直面し、悩み、考えて策を実行する姿には、非常に勇気をいただきました。 どんな会社でも悩みはありますが、「できる」「見つかるはずだ」と強い気持ちを持って自分を加圧することが重要ですね。

Posted byブクログ

2025/02/23

作者の人の考え方が好き。 ユニバというかなり身近な題材でビジネスに対する考え方を学べるから、万人にオススメできる系。

Posted byブクログ

2024/08/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

細かなマーケティング手法というよりは、著者がどのような思考/行動プロセスを経てUSJの再建に邁進したのか、そのストーリーが描写されており非常に面白かった。特に印象的であったのは、ホラーナイト(ゾンビ)が誕生した箇所。パーク業は莫大な設備投資が必要であるにも関わらず、資金がないというジレンマを抱えていた状況において、固定費(人件費)を活用することで大幅な集客を実現できたというストーリーは、純粋に面白くまた打ち手の幅を感じさせられた(設備投資を抑え固定費で賄いたい→ホラーナイトではなく、ハロウィンに機会を見込む→状況を鑑みた打ち手としてホラーナイトという論理であることには注意) また、本書からの最大の学びは「戦略は後戻りできない」ということ。一度莫大な投資を行ってしまうと、以降数年の戦略の幅は当然狭まり、過去に実践した戦略のせいで、将来的に危機を迎える可能性もある。戦略を考える/提案することを生業とする身ではあるが、つい「その局面において妥当的な戦略」の考案に心血を注いでしまい、中長期的にその戦略が及ぼす影響というダイナミックな視点を蔑ろにしてしまっていると感じる。戦略を考える当事者のストーリーを読み、戦略を考える際の視点を改めて補完いただいた。 特に印象に残った箇所は以下の通り 「私は、マーケティングが実戦でのみ鍛えられる実践学だと考えています。本からの理論だけが先行するマーケターは、差別化という美しい戦術に憧れて溺れることがあります。差別化すること自体にこだわってしまい、本来の目的を見失ってしまうのです」(p.37) 「その歩いている一歩一歩が正しいんだ!と思えないと、自信を持ったよいエクセキューション(実際のプラン=この場合はショーやイベントの品質)を現場が作ることはできません。腹の底の弱気や心配は絶対に周囲に悟られてはならない、誰かが言い切らないといけないのです」(p.53) 「私はアイデアを考えるときは、まず目的を徹底的に吟味して定め、その次にアイデアが満たすべき「必要条件」を一番時間をかけて考えます。そしてその必要条件を組み合わせ、より条件を絞り込んで、自分が必死に思いつくべきアイデアの輪郭をできるだけ明確に絞り込んでいきます。具体的なアイデアを考え始めるのはいつも最後の最後なのです」(p.63) 「私にとって神様を信じるとしたらそれは「確率」なのです。良いアイデアを思いつくのも思いつかないのも確率」(p.138) 「いつも思うのですが、コロンブスの卵のようなアイデアは、後で考えてみると「なぜもっと早く思いつかなかったのだろう」と思うような、一見して簡単で何で、おないようなことが多いのです」(p.166)

Posted byブクログ

2024/07/17

そんなジャンルは無いと思いますが、「一緒に熱くなれるビジネス書」です。 達成したい数字の前に立ちはだかる大きな壁、それを乗り越えても当日まで起こる様々なトラブル… 1つ1つにアイデアと諦めない心で立ち向かい、「圧倒的に」or「ギリギリで」達成する… 本当にドラマみたいな現実で、...

そんなジャンルは無いと思いますが、「一緒に熱くなれるビジネス書」です。 達成したい数字の前に立ちはだかる大きな壁、それを乗り越えても当日まで起こる様々なトラブル… 1つ1つにアイデアと諦めない心で立ち向かい、「圧倒的に」or「ギリギリで」達成する… 本当にドラマみたいな現実で、小説じゃないのに読んでいるこちらまでドキドキしてしまいます。 そしてあとがきで明かされるこの本を書いた真の理由も… 本当に驚かされたばかりです。

Posted byブクログ

2024/04/28

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? 著:森岡 毅 角川文庫 も 29-1 単行本もっていたのですが、ISBNコードがちがっていたので、文庫版をも、買ってしまいました。 確率、統計的な手法をつかって、リスクを計量化するマーケティングを行うことは分かりやすいと思...

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? 著:森岡 毅 角川文庫 も 29-1 単行本もっていたのですが、ISBNコードがちがっていたので、文庫版をも、買ってしまいました。 確率、統計的な手法をつかって、リスクを計量化するマーケティングを行うことは分かりやすいと思います。 そして、キーワードはアイデアです。 ・アイデアは天才のひらめきではなく、ある発想法から生まれる ・追い詰められた中でめちゃくちゃに加圧されると、頭の中で眠っている何かが目を覚まして、生き残るためのアイデアを生み出せるようになりました  そういうことを繰り返すうちに、かなりの高確率でアイデアを生み出せる方法を編み出したのです ・アイデアこそが、最後の切り札になるうるということです  お金がなくても、コネがなくても、アイデアだけはあなたの頭の中に眠っているのです 気になったのは、以下です ・技術のための技術や、品質のための品質は、価値がないと私は考えています。  人の役に立つための技術であり品質のはずだからです ・私は覚悟しました  私がやるべきことは、ポイントのズレたこだわりを正し、限られた経営資源を消費者価値の向上に正しくシフトさせることだと ・ビジネスは本質的な目的を正しく見据えることが大切です  戦略や戦術は、目的次第で自由自在であるべきと私は信じています ・必ずしもお金をかけなくても、アイデアで感動は作りだせる ・価値を生み出すアイデアの切り口は、経験上ほとんどの場合は、消費者理解、の中に埋まっています ・興味をもった素材は、とことん理解するところから始めるのが、私の性分です ・マーケティングをやる人間は、何でも自分自身でやってみることを習慣にするべきです  マーケターは消費者目線を基本にしないとアイデアも戦略も判断もすべてにおいて焦点がズレると思うのです ・悩みの淵にいた私は、考えすぎて動きを止めるのではなく、動きながら考える方がよいこともあると思い立ちました ・本当に大切なことならば、絶対にあきらめず行動することで局面を動かせることがあるのです ・マーケティング技術とは   正しいターゲットの設定 who   正しい便益の設定 what 正しいコミュニケーションの設定 how  の組み合わせのことです ・答えは必ず現場にある アイデアの死体の山を毎日積み上げながら、それでも私はひたすら考えていました ・最初に最も大切なことは、何を必死に考えればよいかがわかっていることです ・日頃からストックを蓄える  ストックが強ければ強いほど、直面する問題に対しての解決策を思いつきやすくなります ・気がつかないことは、考えられないのです ・どれだけ、必死に考え続けることができるか ・ある問題について、地球上でもっとも必死に考えている人のことろに、アイデアの神様は降りてくる ・今この球を打ちにいかなければ、あとあと、もっと難しい球を打たなくてはならないときが必ずやってくる ・中小企業や業界で2位以下のような会社は、生き残るためには攻め続けて勝ち続けるしかない ・外部条件が大きく変わらないときに、より良い結果を出すには、この2つしかありません   違うことをやる   同じことを違うようにやる ISBN:9784041041925 出版社:KADOKAWA 判型:文庫 ページ数:264ページ 定価:640円(本体) 2016年04月25日初版発行 2019年07月05日10版発行

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2024/04/23

経営危機のUSJをマーケティングの力でV字回復させた敏腕マーケターによる著書。「USJを劇的に変えた、たった一つの考え方 ~成功を引き寄せるマーケティング入門」を先に読んだが、こちらはマーケティング理論やフレームワークをメインとしており、実際の施策についての内容は少々物足りなく感...

経営危機のUSJをマーケティングの力でV字回復させた敏腕マーケターによる著書。「USJを劇的に変えた、たった一つの考え方 ~成功を引き寄せるマーケティング入門」を先に読んだが、こちらはマーケティング理論やフレームワークをメインとしており、実際の施策についての内容は少々物足りなく感じたが、本書ではマーケティングの考え方に加えて、実際におこなった多数の企画の詳細やそのアイディアを思いつくに至るまでの裏話も惜しみなく記されており、いちUSJファンとしても大変楽しめる内容だった。むしろよりファンにならずにはいられない。 もともとこの本が気になったきっかけはズバリそのタイトルだったが、「実はハリー・ポッターを成功させるためのPR本として書いた」とあとがきにあり、彼の理論にまんまとはまり、さすがだなと改めて感じている。ちょうど来週USJに行く予定だが、パークをより一層楽しめそうで今からワクワクしている。 いかに数字を活用し論理的に考えるかがマーケティングの基本とのことだが、実際には「情熱」や「あきらめない気持ち」といった体育会系的な部分も意外と大事だということが興味深かった。人間はやはり気持ちに動かされる生き物なんだな。 本書の中で特に印象に残ったのは、「完全オリジナル」にこだわりすぎないということ。とにかく考えに考えてアイデアを出すのは大事だけれども、全く新しいものを0から考え出す必要はなく、世の中に溢れる良いアイデアを有難くいただき、応用したりインスパイアを受けることは悪いことでなく、むしろ積極的にやるべきことであると著者は言う。確かにこの思い込みを取り払うだけでも、アイデアを出すことへのハードルがぐっと下がる。 また、もう一つ印象に残ったのは、いろんなストックを持っておくことの重要性。「気がつかないことは考えられない(P158)」と著者が言うように、自分が知らないことは存在していないのと同じであるから、もしそこにニーズがあったとしても気がつかない。だからこそ、自分の専門分野に限らずいろんなところにアンテナを張り、常に情報収集することが大事であると改めて感じさせられた。ふとした瞬間に、一見関係ないような事柄から着想を得るといったことは、私を含め多くの人が経験したことがあるのではないだろうか。 私自身はマーケティングを生業にしているわけではないが、どのような仕事、はたまたプライベートの困りごとなどにおいても、著者のマーケティング理論や思考法は大いに役立つと思う。

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2024/03/19

■感想 目的を達成するために綱渡りの状況を打破するためのアイデアの数々 そしてコミットメントする姿に感動 成功の裏に隠されたことや、森岡さんの考えの一端に触れられてよかった ■意見 やはりP&Gの経験っていうものは凄まじいのが改めて分かる ただやるのではなく、必要条件を考えてやる...

■感想 目的を達成するために綱渡りの状況を打破するためのアイデアの数々 そしてコミットメントする姿に感動 成功の裏に隠されたことや、森岡さんの考えの一端に触れられてよかった ■意見 やはりP&Gの経験っていうものは凄まじいのが改めて分かる ただやるのではなく、必要条件を考えてやるのはホント大事。いかに行動量だけ増やして失敗してきたか… ■気づき 人を動かすにはロジックだけではなく情熱も大事 ■ToDo 常に自分が起点になって行動する。他責にしない 試行錯誤を繰り返す。違う結果を得るためには違う行動か違うやり方で試していくしか無い 目的や解決策を考える際には、まず必要条件を考えることを習慣にする

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2024/01/14

2024.01.07〜2024.01.13 発売当初に読んでいたが、また読みたくなったので文庫にて再購入。 マーケティングに関しては無知だが、とてもわかりやすく、また表現力も豊かで読みやすい書物。 少しでも仕事に活かしたい。

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