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憲法の涙
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憲法の涙
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
#毎日新聞出版 #井上達夫 #憲法の涙 憲法学者の解釈改憲を批判した九条論の本。著者の主張は「九条を削除して、安全保障政策を憲法改正発議により国民投票にかける」というもの 9条2項削除論は聞いたことあるが、9条削除論は初めて聞いた。安全保障戦略の柔軟性、憲法の固定性、非武...
#毎日新聞出版 #井上達夫 #憲法の涙 憲法学者の解釈改憲を批判した九条論の本。著者の主張は「九条を削除して、安全保障政策を憲法改正発議により国民投票にかける」というもの 9条2項削除論は聞いたことあるが、9条削除論は初めて聞いた。安全保障戦略の柔軟性、憲法の固定性、非武装中立の合憲性担保という観点から 2項削除では足りず、9条そのものの削除を提言。最初のイメージと異なり、暴論とは思わなかった 「日本は9条のおかげで平和だったのではない。9条があるにもかかわらず、違憲の自衛隊と日米安保が存在したから平和だった」は その通りだと思う 「私は、反米でなく警米だ〜日本が米国の善意を信じすぎて、自国の国益を守るためのガードをゆるめること(随米)を警戒している〜もちろん 警露、警中、警欧でもある」 は 当然に思う 9条削除の意図 *安全保障の戦略を憲法に入れて、固定化すべきでない *2項削除のみでは、1項が非武装中立を違憲とする可能性がある 「自衛隊の抑止力は〜反撃能力の保有の証示によって支えられる〜彼らの訓練死は、日本を防衛するための戦死である」 「絶対平和主義は尊敬に値する生き方だとしても、普通の人には担えない」 日米安保を破棄した場合のアメリカのデメリット *アメリカの海外における最大にして代替不能な戦略拠点を失う *日本が核武装する可能性が高まる〜従順な旧敵国を再び危険な存在にする
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憲法系の本としては中々腹落ちする内容でした。 日本国民である子供や知識のあまりなき人に対しても「日本とはどんな国?」にという問いに自分の言葉で答えをできるようになるべきだと思ってます。 そういう意味だと9条は欺瞞に満ちた、大人による都合の良い解釈をされているのだと思います。 子供...
憲法系の本としては中々腹落ちする内容でした。 日本国民である子供や知識のあまりなき人に対しても「日本とはどんな国?」にという問いに自分の言葉で答えをできるようになるべきだと思ってます。 そういう意味だと9条は欺瞞に満ちた、大人による都合の良い解釈をされているのだと思います。 子供が9条を読むと自衛隊は明らかに違憲と思います。護憲派が何も変えずに保持するのは欺瞞以外の保身と自己都合でしかないと思います。 9条廃止や徴兵制といったラディカルな意見は耳を閉ざしたくなりますが、今の平和が何によって保たれていたのか、今後の平和を保つには何が必要なのかを考えると、このような意見は正しいのではないかと考えます。 日本の未来を担う子供たちにも分かりやすい言葉で憲法を見直すべきではないですかね? リベラルも保守も自己都合のためのフレームワークであって、それにとらわれない議論が必要で、国民は分かりやすさと、想像力をもって、日本という国を安全保障の観点でどうしたいかを考えないといけないですね。
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至極真っ当な意見、 木村草太や小林節とかなぜ多くの憲法学者がこういった発言にならないか不思議で仕方がない。護憲というのは9条を守ることではなく立憲主義を守るということであることなんですね
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