商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2016/04/22 |
JAN | 9784309464220 |
- 書籍
- 文庫
帰ってきたヒトラー(上)
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帰ってきたヒトラー(上)
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商品レビュー
3.9
58件のお客様レビュー
以前映画を観て、気になっていた原作をようやく読んだ。 映画はもう何年も前に観たきりなので細部の記憶に自信はないが、原作と映画は、エンディングも含めかなりストーリーもテイストも異なるようだ。 映画では、勘違い野郎の主人公と、次第に彼に熱狂し始める大衆を冷ややかに笑いながら観ていた...
以前映画を観て、気になっていた原作をようやく読んだ。 映画はもう何年も前に観たきりなので細部の記憶に自信はないが、原作と映画は、エンディングも含めかなりストーリーもテイストも異なるようだ。 映画では、勘違い野郎の主人公と、次第に彼に熱狂し始める大衆を冷ややかに笑いながら観ていたと記憶するが、本原作では、現代社会を批判的に見る主人公の目線に共感し、挙句の果てに、つい主人公そのものに共感してしまいそうな自分に気づいて恐ろしく思う。 もちろんそれはアドルフ・ヒトラーその人ではなく、あくまでも本作の主人公であり実在しない人格なのだが、まるで映画で描かれていた熱狂する大衆の中のひとりになってしまったような怖さ。 ついでに言うと、怖いもの見たさで「我が闘争」を読みたくなっていることもちょっと怖い。
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ヒトラーが現代に蘇ったファンタジー。いろいろとユーモアたっぷりで、史実を知っていたらより楽しめるのだろう。パターンが同じ感じになってきて、下巻の途中でやめている。
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ヒトラー?あの、アドルフ・ヒトラー!!スリラーかと思いきや、そうでない。現代社会で浦島太郎のような体験をしているようです。現代社会をもし、ヒトラーが体験したとしたら? 私から、一言二言。電車で読まないほうがいいかもしれません。ヒトラーの皮肉センス、鋭くて笑えました。
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