商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784334772529 |
- 書籍
- 文庫
象の墓場
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
象の墓場
¥968
在庫なし
商品レビュー
3.9
22件のお客様レビュー
デジタルの時代でPCに膨大な写真が保存されているが、みんなで見るという行為はほとんどない。 銀塩写真で作ったふるいアルバムを見返すことはあるのにね。 本編を読んだ後に解説の最後に書いてあった事 印象に残ってます
Posted by
技術革新に対応できず飲み込まれた企業の話ではあるが、何よりも「変化」の難しさを強く感じた。 技術環境や市場環境の変化を強く感じ、危機感を何度も感じる状況下でありながら、株主/従業員/系列会社/取引先などを思うという大義名分のもとに、楽観視を強化し続けていく(続けざるをえない)大企...
技術革新に対応できず飲み込まれた企業の話ではあるが、何よりも「変化」の難しさを強く感じた。 技術環境や市場環境の変化を強く感じ、危機感を何度も感じる状況下でありながら、株主/従業員/系列会社/取引先などを思うという大義名分のもとに、楽観視を強化し続けていく(続けざるをえない)大企業のありかた。この結末を知っていれば、身動きのとれない大企業は何ができたのか。 変化を捉え、提言をし、イノベーションを起こそうという発言が、単に如何に重いものであるかを強く感じた。
Posted by
フィルムからデジタルへ。 コダック倒産の物語をモデルにしたフィクションの小説です。 安定の楡さん。やっぱ楡さんの小説、大好きだわ。 楡さんが小説家になる前にコダックで働いていたとは知らなかった。 どうりで話がリアルな訳だ。 この小説の内容は、どこまで真実だったんだろうかと考えて...
フィルムからデジタルへ。 コダック倒産の物語をモデルにしたフィクションの小説です。 安定の楡さん。やっぱ楡さんの小説、大好きだわ。 楡さんが小説家になる前にコダックで働いていたとは知らなかった。 どうりで話がリアルな訳だ。 この小説の内容は、どこまで真実だったんだろうかと考えてしまう。 フィルム時代には、エクセレントカンパニーだったコダックが 来たるべきデジタルの時代を予測しておきながら、 その時代への適応にことごとく失敗し、 最後は倒産してしまうという実話は、 テクノロジーが様々な業界に侵食している今、 どの業界の人も(もちろん、自分も)他人ごとではない。 明日には、自分が働いている業界が消滅するかもしれない。 そんな危機感と面白さの両面を含んだ世の中に自分たちは生きているんだと、改めて考えさせられた。 それにしても、主人公、未来を見通す力があり過ぎて、 こんな奴おるんかと思ってしまう。 まぁ、小説だからいいんだけど。 倒産したコダックに対して、もがき苦しみながらも生き残った富士フィルム。 似たようなテーマ感で、生き残った富士フィルム側の小説もあります。 (ただし、こちらはダイナミックさに欠けるストーリー展開。。) ※奇跡の改革 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4569768733#comment
Posted by