商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 築地書館 |
| 発売年月日 | 2015/11/14 |
| JAN | 9784806715030 |
- 書籍
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生物界をつくった微生物
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生物界をつくった微生物
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生物学、科学、厳密性が問われる。 各章の書き出しは具体的な記述ではなく、 情景やイメージの表現から入る。 書き出しが詩的表現から入り、具体的な例に導いていく。 一見、関係ない題材から問題の核心に迫っていく。 動物や植物はあくまでも、 生物界を構築する上でほんの一部分であり、 ...
生物学、科学、厳密性が問われる。 各章の書き出しは具体的な記述ではなく、 情景やイメージの表現から入る。 書き出しが詩的表現から入り、具体的な例に導いていく。 一見、関係ない題材から問題の核心に迫っていく。 動物や植物はあくまでも、 生物界を構築する上でほんの一部分であり、 微生物こそが生物界を構築する主役であると著者は説く。 厳密さが求められる科学の世界とは裏腹に、 著者の語り口はまるで、 詩を読んでいくかの如く軽快な語り口で読者をいざなうも、 最終的には広くそして、深く生物学の大きな世界へいざなってくれる。 例えば、 本書の序章は以下の文から始まる。 《さて、今回は「動物や植物は生物全体の中で最も小さなグループだ」という、 ちょっと風変わりな見方で話を進めてみよう。 この一見突飛な考え方をわかりやすくするには、 たとえ話が役に立つかもしれない。それは亡くなった家主がつけていたカツラのことなのだ。》P1 「動物や植物は生物全体の中で最も小さなグループだ」という主張は分かるのだが、 たとえ話が「亡くなった家主がつけていたカツラ」のことだと言われても、 それが何につながっているのだろうか?見当もつかない。 その後、以下のように文章は展開していく。 《カツラだけからランディーのことをわかろうとするのは馬鹿げている。 その通期のよい鳥の巣のようなカツラをいくら調べても、誰も彼が先の大戦の英雄で、 裸のパラグライダー乗りとして有名だったことなどわかりもしない。 同じような見当違いのとらえ方が、現代生物学の弱点にもなっているのだ。》P1 「家主のカツラ」の例えが一転して、いつの間にか現代生物学の弱点という壮大なテーマに発展している。 人類や植物はあくまでも進化の上では後発のグループ群であって、 著者が言う所の「部屋の中のアメーバ」が生物学における本来の主役にも関わらず、 忘れられているか、ほとんど無視されている事を著者は嘆く。 軽妙な語り口も本書の魅力の一つだが、 やはり科学書である以上、科学的厳密性、 生物界についての深い洞察についても触れずにはいられない。 例えば、「クリプトモナス」というのは、入れ子人形の如く、 多くの生物が融合してできた複雑な構造の生物の例として取り上げられているが、 それだけではない更に秘密の部分を持っていると著者は述べている。 《しかし、クリプトモナスという人形には、まだ多くの中身がある。 葉緑隊体はミトコンドリア同様、否定の余地がない細菌起源で、真ん中に細菌の染色体を持っている。 これがゲノムⅢである。 植物細胞はどれも同じ光合成のための細菌小器官を持っているのだから、 この藻類と同じ三つのゲノム複合体を持っていることになる。 クリフトモスにはもう一つのゲノム、ゲノムⅣがあって、 それは緑葉体の周りを包んでいる複層幕の間にはさまれている。 ゲノムⅣはそれ自身の膜の中におさまっており、 ヌクレオモルフ(訳注:二次共生起源の色素体で共生したものの核が残存した構造)と呼ばれ、 五〇〇ほどの遺伝子をコードしている三つの染色体を小型化した核である。》P23 微生物の世界はかくも複雑で、かつその世界観は大きく、そしてまた深い。 その厳密さ、複雑さゆえに、最初のハードルを高く感じがちだが、 本著はその入り口のハードルを軽妙な語り口で下げて、 徐々にその深い世界への橋渡しをしてくれる。 科学的、厳密性と、詩的、軽妙な筆致が見事に融合した傑作だと思う
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生物が好きだと思っていたけどただ微生物が好きなんじゃなくて、人体、生活に関わってるより身近なものに興味があって好きなんだと思った 脂肪と糖類が多い食事とってたら、糖類をうまく消化する菌が増えて太る シアノバクテリア:ミクロネシアのソテツの根に共生している空中窒素固定細菌。神...
生物が好きだと思っていたけどただ微生物が好きなんじゃなくて、人体、生活に関わってるより身近なものに興味があって好きなんだと思った 脂肪と糖類が多い食事とってたら、糖類をうまく消化する菌が増えて太る シアノバクテリア:ミクロネシアのソテツの根に共生している空中窒素固定細菌。神経細胞の退化をうながす毒素のアミノ酸は種子に移動、コウモリの脳に濃縮されて人が食べるとALSパーキンソン型認知症になる。コウモリは撃ち殺されて絶滅した。
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欲張りすぎている。 且つ、知性をひけらかしたいという筆者の自己満足的な文章で書かれている。 それを感じるので、気持ちが悪い。 優れた文章とは、難しいことを簡単にわかりやすく、簡単なことを深く説いているものだ、と思う。 この本は、わかりにくくて困るというほどではないが、丁寧でもな...
欲張りすぎている。 且つ、知性をひけらかしたいという筆者の自己満足的な文章で書かれている。 それを感じるので、気持ちが悪い。 優れた文章とは、難しいことを簡単にわかりやすく、簡単なことを深く説いているものだ、と思う。 この本は、わかりにくくて困るというほどではないが、丁寧でもない。 何よりも、イマイチ文章にセンスを感じない。 筆者の傲慢さが鼻につく。 何を気どっとるのだ、と。 文化の違いだろうか。
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