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空白を満たしなさい(上巻) 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2015/11/01 |
| JAN | 9784062932486 |
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空白を満たしなさい(上巻)
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空白を満たしなさい(上巻)
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商品レビュー
3.9
103件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
死んだ人が生き返る、あるはずないのにもしかしたらあるのかもしれないと思わせてくれるような作品。平野さんの分人思考がよく伝わる。何も判明しないまま下巻へ。本当に自殺?悪いのは誰?鳩を殺してたのは?奥さんが隠してることって?本当に生き返ってるの?回収楽しみ~~
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
身近な人を亡くした人なら誰でも、生き返ってくれたらどれだけよいか、また会えたら話せたらどれだけいいか、何度も空想すると思う。復生者という概念は完全なるファンタジーなのに、それを通じて、人の死の儚さにとことん現実的に向き合っている不思議さ。平野さんの哲学的でじっくりと思考している小説が本当に好きだ。 実際に復生者が現れてしまったら、大切な人を亡くしたひとはその人が帰って来る日を待ち望んでしまって、それこそ現実世界に戻れないんじゃないだろうか。 ↓かなり冒頭の文章だけど、本当に死の儚さを綺麗に切り取った表現。 「生きている人間は、日々活動して新しい。変化し、豊富になる。昨日とは違うことを感じて、考え、行動する。それが今日、生きているということである。しかし、死んだ人間は、ささやかな幾つかの逸話の主人公として、何度でも同じ行為を繰り返すしかなかった。」 最初はまさかのミステリー?と思ったけれど、後半になるにつれて、分人主義を提唱する平野さんらしい展開になってきた。自分で自分がわからなくなる感覚、どこが夢でどこが現実かわからなくなる感覚。徹生の苦しさがひしひしと伝わってくる。 1日であっというまに読んでしまった。 あと、復生者の会で金縁眼鏡の男が言った 「人生には、いいですか、一つとして同じものがないでしょうが?だったらどうして、死後の世界だけ一通りしかないと思うの?」という言葉にはハッとさせられた。私も死後の世界を信じている方ではないけれど、でもその世界もその感覚も今生きている世界と同じく、十人十色だよなあと。
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相変わらず分厚いな〜と思って表紙を開いた瞬間、目に飛び込んできた『空白を満たしなさい(上)』の衝撃は忘れられない そしてやはりこの人の本が好き!感想は下巻の方に書く
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