商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2015/08/06 |
JAN | 9784309464121 |
- 書籍
- 文庫
ツァラトゥストラかく語りき
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ツァラトゥストラかく語りき
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商品レビュー
4
20件のお客様レビュー
……通読したってことが大事だよね! この本では「永劫回帰」ガッツリは出ないんだね。 ウィリアムズの言う通り(孫引きだけど)ニーチェが八割おじさんだとしたら、世界は大変かもしれない。いや実際、世界は大変か。
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■評価 ★★★✬☆ ■感想 ◯現代神からすると、読みやすい本ではない。分量も全4巻文集力でページ数も膨大。 ◯はじめ通読して半年放置していたが、家においてある本書(付箋だらけ)をみて、再読することに。 ◯ニーチェ入門思想を数冊読んで原著(本書)に戻ってきたことで、理解が深ま...
■評価 ★★★✬☆ ■感想 ◯現代神からすると、読みやすい本ではない。分量も全4巻文集力でページ数も膨大。 ◯はじめ通読して半年放置していたが、家においてある本書(付箋だらけ)をみて、再読することに。 ◯ニーチェ入門思想を数冊読んで原著(本書)に戻ってきたことで、理解が深またkンジがする。 ◯書かれている言い回しが難しいのではなく、比喩や例・詩的にかかれているので、その構造を捕まえながら読むのが難しかった。 ◯捕まえてしまえば、なるほど、と思うところが随所にあるし、歯ごたえがある本として味わい深い。 ◯とくに”没落”という言葉の取り扱い方が難しかったが、善悪含有したベクトル・運動として整理してみたところ、いろいろな事象に説明がつき、クリアにすることができた。
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力をもらおうと思って読んでみた。あまりニーチェ哲学「神は死んだ」「ニヒリズム」「永劫回帰」を意識しすぎて読むのもつまらないと思い直し、ツァラトゥストラという変人(いや超人か)が山の中から出てきた物語としてそのまま読んだ。まあ読み応えはある。ツァラトゥストラが市場に演説しに行って綱...
力をもらおうと思って読んでみた。あまりニーチェ哲学「神は死んだ」「ニヒリズム」「永劫回帰」を意識しすぎて読むのもつまらないと思い直し、ツァラトゥストラという変人(いや超人か)が山の中から出てきた物語としてそのまま読んだ。まあ読み応えはある。ツァラトゥストラが市場に演説しに行って綱渡り舞踏家の亡骸と帰ってくるあたりの序盤は動きがあって良いのに、中盤以降はひたすら語ってばかりなのが物足りない。もっと彼の主張を実践する具体的な行動やストーリー展開を組み込めばよかったのでは。物語をおもしろくするためにも、哲学の理解を深めるためにも。 翻訳が良いからか言葉に力があって読んでいて楽しい。注釈が一切無いのは構わないが、翻訳者の佐々木中という人の巻末解説があればより良かった。 気に入ったフレーズは、 「この巨大な龍の名は『汝なすべし』だ。だが獅子となった精神は『われ欲す』と言う。」 p40 「すべて偉大なものは市場と名声から去って行く。昔から、新たな価値を創造する者たちは市場と名声から離れて住んでいた。わが友よ。逃れよ、君の孤独のなかへ。」 p88
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