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ツァラトゥストラかく語りき の商品レビュー

3.9

23件のお客様レビュー

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2025/02/24

● 2024年以前に登録していた。 ● 2025年2月22日、YouTubeで「本を読むこととお金持ちになること」と検索して出たショート動画「保存必須!賢くなれる本3選」のコメ欄で、皆がおすすめしてた本。 コメ欄より: 銃・病原菌・鉄 学問分野の壁をものともしない思考がスゴい...

● 2024年以前に登録していた。 ● 2025年2月22日、YouTubeで「本を読むこととお金持ちになること」と検索して出たショート動画「保存必須!賢くなれる本3選」のコメ欄で、皆がおすすめしてた本。 コメ欄より: 銃・病原菌・鉄 学問分野の壁をものともしない思考がスゴい ツァラトウストラかく語りき 非常に人を選ぶが私は間違いなく人生変わった https://youtu.be/zW1jx6LS4ko?si=EpTXRbzGwUm9u9fN

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2025/02/03

読み終わった。正直、一度読んだだけでは全然意味が理解できない…が、なんだかスッキリした。しばらく寝かせて、再読したときに効果が出そう。辛いときに読んだら効くんだろうか。

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2024/12/20

中2の頃に岩波のツァラトゥストラを読んだ。SF映画『2001年宇宙の旅』でかかっていた、リヒャルト・シュトラウスの《ツァラトゥストラかく語りき》が好きで、同名の本というか元ネタの本を読みたくなったからだ。 というのは、『2001年宇宙の旅』は映画はもちろん小説も謎めいたところが...

中2の頃に岩波のツァラトゥストラを読んだ。SF映画『2001年宇宙の旅』でかかっていた、リヒャルト・シュトラウスの《ツァラトゥストラかく語りき》が好きで、同名の本というか元ネタの本を読みたくなったからだ。 というのは、『2001年宇宙の旅』は映画はもちろん小説も謎めいたところがあり、その理解のためにはテーマ曲になっているツァラトゥストラやニーチェを当たらないといけないのではないかと思ったのである。 そしてそれわ読んでわかった気がして、人類は神の手ではなく異星人によって進化させられ、ボーマンは超人になり、さらに赤子となったのであろうとか、中2病的な妄想を抱くようになった。 今回は、もう一度中2の心に戻ろうと、新訳で読んでみた。旧字体や古い文語体が頻出していた岩波版よりかなり読みやすくなっており、中2の時もこれで読みたかったなと思った。 改めて思うのだがニーチェは壮大な中2病なんじゃないか。新約聖書を否定する新たな聖書を作るという発想は尋常ではない。今考えても尋常じゃないのに、19世紀の世界にこれを問うたニーチェはやっぱり超人だなあと思った。 ツァラトゥストラに対してこんな浅い感想で申し訳ないが、お許しください。

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2024/08/24

……通読したってことが大事だよね! この本では「永劫回帰」ガッツリは出ないんだね。 ウィリアムズの言う通り(孫引きだけど)ニーチェが八割おじさんだとしたら、世界は大変かもしれない。いや実際、世界は大変か。

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2024/05/12

■評価 ★★★✬☆ ■感想 ◯現代神からすると、読みやすい本ではない。分量も全4巻文集力でページ数も膨大。 ◯はじめ通読して半年放置していたが、家においてある本書(付箋だらけ)をみて、再読することに。 ◯ニーチェ入門思想を数冊読んで原著(本書)に戻ってきたことで、理解が深ま...

■評価 ★★★✬☆ ■感想 ◯現代神からすると、読みやすい本ではない。分量も全4巻文集力でページ数も膨大。 ◯はじめ通読して半年放置していたが、家においてある本書(付箋だらけ)をみて、再読することに。 ◯ニーチェ入門思想を数冊読んで原著(本書)に戻ってきたことで、理解が深またkンジがする。 ◯書かれている言い回しが難しいのではなく、比喩や例・詩的にかかれているので、その構造を捕まえながら読むのが難しかった。 ◯捕まえてしまえば、なるほど、と思うところが随所にあるし、歯ごたえがある本として味わい深い。 ◯とくに”没落”という言葉の取り扱い方が難しかったが、善悪含有したベクトル・運動として整理してみたところ、いろいろな事象に説明がつき、クリアにすることができた。

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2024/01/03

力をもらおうと思って読んでみた。あまりニーチェ哲学「神は死んだ」「ニヒリズム」「永劫回帰」を意識しすぎて読むのもつまらないと思い直し、ツァラトゥストラという変人(いや超人か)が山の中から出てきた物語としてそのまま読んだ。まあ読み応えはある。ツァラトゥストラが市場に演説しに行って綱...

力をもらおうと思って読んでみた。あまりニーチェ哲学「神は死んだ」「ニヒリズム」「永劫回帰」を意識しすぎて読むのもつまらないと思い直し、ツァラトゥストラという変人(いや超人か)が山の中から出てきた物語としてそのまま読んだ。まあ読み応えはある。ツァラトゥストラが市場に演説しに行って綱渡り舞踏家の亡骸と帰ってくるあたりの序盤は動きがあって良いのに、中盤以降はひたすら語ってばかりなのが物足りない。もっと彼の主張を実践する具体的な行動やストーリー展開を組み込めばよかったのでは。物語をおもしろくするためにも、哲学の理解を深めるためにも。 翻訳が良いからか言葉に力があって読んでいて楽しい。注釈が一切無いのは構わないが、翻訳者の佐々木中という人の巻末解説があればより良かった。   気に入ったフレーズは、 「この巨大な龍の名は『汝なすべし』だ。だが獅子となった精神は『われ欲す』と言う。」 p40 「すべて偉大なものは市場と名声から去って行く。昔から、新たな価値を創造する者たちは市場と名声から離れて住んでいた。わが友よ。逃れよ、君の孤独のなかへ。」 p88

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2023/03/24

そもそもニーチェを知らない。だけど新聞記事にどうしようもなく心動かされゲーテのファウストに挑戦した時と同じ覚悟で開いてみた。分からない言葉を分からないまま美しく記憶に残してくれる夢のような物語だった。(しかし理解できない度合はMAXなので、今後さまざまなひとの解説に触れる楽しみが...

そもそもニーチェを知らない。だけど新聞記事にどうしようもなく心動かされゲーテのファウストに挑戦した時と同じ覚悟で開いてみた。分からない言葉を分からないまま美しく記憶に残してくれる夢のような物語だった。(しかし理解できない度合はMAXなので、今後さまざまなひとの解説に触れる楽しみが増えたと言えるかもしれない、、) 【参考】 2023.2.2付 朝日新聞 朝刊 明日へのLesson 第1週 人類に贈る「超人」への夢『ツァラトゥストラかく語りき』↓ https://www.asahi.com/articles/DA3S15544429.html

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2022/10/23

フリードリヒ・W・ニーチェ著、佐々木中訳『ツァラトゥストラかく語りき(河出文庫)』(河出書房新社) 2015.8発行 2017.10.6読了  哲学者が書いた本だけれど、物語風になっていて、普通に文学として楽しめる。ニーチェを始めるならこの本がおススメ。ただし、哲学という学問...

フリードリヒ・W・ニーチェ著、佐々木中訳『ツァラトゥストラかく語りき(河出文庫)』(河出書房新社) 2015.8発行 2017.10.6読了  哲学者が書いた本だけれど、物語風になっていて、普通に文学として楽しめる。ニーチェを始めるならこの本がおススメ。ただし、哲学という学問として読むなら、この本には一切注釈がないので注意が必要。とにかく隠喩と諷喩の目白押しで、慣れるまで少し時間がかかるが、読み進めていくうちに、単語の意味が分かってくる。牡牛のように反芻して自分のものにしていきたい。 君たちが絶望しているということは、おおいに尊敬すべきことだ。諸君が屈従することを学ばず、小利口な分別を学ばなかったということだから。 いやー超訳ニーチェ URL:https://id.ndl.go.jp/bib/026609564

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2022/03/09

思っていたよりも小説風の内容だった。また、駱駝→獅子→子供の変化については、あまり語られていなかった。

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2022/01/18

老頭の僕でも読み通せた。注釈が一切付いていないので一気に読めた。注釈を付けずに読めるように訳者が覚悟を決めて読者に配慮して考えて訳したのだろう。他の訳者のものを読んでいないので偉そうなことは言えないが大したものだ。尚、ニーチェの思想のあらましや、「最後の人間(末人?)」「神は死ん...

老頭の僕でも読み通せた。注釈が一切付いていないので一気に読めた。注釈を付けずに読めるように訳者が覚悟を決めて読者に配慮して考えて訳したのだろう。他の訳者のものを読んでいないので偉そうなことは言えないが大したものだ。尚、ニーチェの思想のあらましや、「最後の人間(末人?)」「神は死んだ」「永劫回帰」「大いなる正午」などのキーワードは他の入門書等で一応学んでから本書を読むべき。僕の場合は飲茶氏の本を楽しく読み勉強した。

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