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モラル・トライブズ(上) 共存の道徳哲学へ
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モラル・トライブズ(上) 共存の道徳哲学へ

ジョシュア・グリーン(著者), 竹田円(訳者)

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モラル・トライブズ(上) 共存の道徳哲学へ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784000063210

モラル・トライブズ(上)

¥3,080

商品レビュー

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2019/03/23

それぞれの部族にはそれぞれの道徳上の常識がある。部族どうしが争うのは、異なる道徳的観点から捉えるから。著者は、これを常識的道徳の悲劇と呼ぶ。 アメリカ南部の初期の移民は、牧畜を経済の柱とするイギリスの辺境からやってきた人々だった。彼らの財である家畜は簡単に持ち運べるため、一歩も...

それぞれの部族にはそれぞれの道徳上の常識がある。部族どうしが争うのは、異なる道徳的観点から捉えるから。著者は、これを常識的道徳の悲劇と呼ぶ。 アメリカ南部の初期の移民は、牧畜を経済の柱とするイギリスの辺境からやってきた人々だった。彼らの財である家畜は簡単に持ち運べるため、一歩も引かない気概とそれを周囲に知らしめることが必要。牧畜民は短期であること、短期であることを世間に知られることが戦略的に有利だった。現在の南部の人々は、牧畜民ではなくても、名誉に対する伝統的な観念を重視する文化で育っている。南部は北部より、口論や喧嘩が関係する殺人率が高い。アメリカ南部に浸透する名誉の文化は、自助自立と個人の自主性を重視する。 宗教的な道徳的価値とローカルな道徳的価値観は密接に結びついており、ローカルな道徳的価値観はほぼ例外なく宗教的価値観である。

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2016/08/02

解説:阿部修士(こころの未来研究センター) 税制、福祉、中絶、死刑、同性婚、環境規制……何が正義か、誰がどんな権利をもつかをめぐって社会は引き裂かれる。人々が自分は正しいと心の底から信じて争うとき、対立を解決する方法はあるのか。今こそ生物学、心理学、哲学、社会科学の知見を統合し...

解説:阿部修士(こころの未来研究センター) 税制、福祉、中絶、死刑、同性婚、環境規制……何が正義か、誰がどんな権利をもつかをめぐって社会は引き裂かれる。人々が自分は正しいと心の底から信じて争うとき、対立を解決する方法はあるのか。今こそ生物学、心理学、哲学、社会科学の知見を統合し、道徳とは何かを根本から理解しよう。そこから人類すべてが共有できる普遍的な道徳哲学が生まれる。(全2冊)(amazon.co.jpより)

Posted by ブクログ

2016/02/19

http://lib.s.kaiyodai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?amode=11&bibid=TB10075784

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