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意識はいつ生まれるのか
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
| 発売年月日 | 2015/05/01 |
| JAN | 9784750514505 |
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意識はいつ生まれるのか
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商品レビュー
4.2
66件のお客様レビュー
2015年刊行。 医師・神経学者である二人の著者によって書かれた、「意識の正体」に迫った本。 実は、「どこで人間の意識が生まれるのか?」について、科学はまだ答えを出していない。 ニューロン(神経細胞)は、情報処理と伝達をするが、これ自体が意識を生むわけではない。 「意識」とい...
2015年刊行。 医師・神経学者である二人の著者によって書かれた、「意識の正体」に迫った本。 実は、「どこで人間の意識が生まれるのか?」について、科学はまだ答えを出していない。 ニューロン(神経細胞)は、情報処理と伝達をするが、これ自体が意識を生むわけではない。 「意識」という視点で脳を研究すると、多くの謎に直面するのだ。 例えば、睡眠中は意識が低下するが、ニューロンが発する電気信号は覚醒時と同じくらい活発である。この違いは何なのか? また、小脳はニューロンを800億個持ち(大脳は200億個)、歩く・話す・泳ぐなどの人間の基本的な動作を考えずに行うことを可能にする。 しかし、小脳を全摘出しても意識にはほぼ影響しない。ニューロンが意識を生むなら、こんなことはありえないはずだ。 本書は、トノーニが提唱する「統合情報理論」に基づいて「意識とは何か?」に答えを出そうとする。 「統合情報理論」を一言で説明すると、 「情報の多様性」と「情報の統合」が意識を生むとする理論である。 例えば、我々は視覚、触覚、嗅覚や記憶、感情という膨大な情報を常に受信している。そしてそれらを選択・統合し、行動する。 これが「意識がある」という状態だ。 一方、現在のAIは情報が一方通行に流れる(入力→処理→出力)のみであり、再帰的・双方向的な流れがない。 情報の多様性はあるが、統合ができていないので、「意識はない」と判定される。 また、統合情報理論は「φ」という数値を導入することで、意識の強さを可視化しようとした。 この理論によって、すべての意識の謎が解決したわけではないが、この分野における人類の理解を飛躍的に進めた。 以上が概要。 語り口は比較的柔らかく、意外と読みやすかった。 だが、テーマは専門的なので、集中して読まないと話を見失う。 理論の概要を頭に入れてから読むのが良いかもしれない。 本書では、統合情報理論の詳細説明のほか、睡眠時の脳の状態、脳の一部に外傷・疾患を抱えた人たちの状態についての観察結果もレポートされており、このあたりも興味深い内容だった。 「意識」という問題は、謎深く神秘的であるだけでなく、その延長線上では人間の存在の本質、哲学の領域に踏み込むものである。 故に、この問題は、科学と哲学の融合という、ある種の人類における究極のテーマに近いものだと感じた。
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※このレビューにはネタバレを含みます
意識はいつ生まれるのか――脳の謎に挑む統合情報理論 「統合情報理論」 もしかすると意識に関しての認識を変えるブレークスルーになるかもしれないと思わせる理論です。 その理論の生い立ちも含め、著者が抱いた疑問から始まり、疑問を深めていく前半と、その解としての統合情報理論の解説が前半と合わせ鏡になっている構成の妙。 数式や難しい概念を一切排した説明に著者の聡明さが表れています。 「BEATLESS」では、アンドロイドは心を持たないという定義のもと、それと人間がどういう風にインタラクションしていくのかの物語でしたが、本当に物には意識が宿ることは無いのか?という疑問を持つ内容でした。 著者が指摘しているように、どうやって意識レベルΦを容易に正確に測ることができるか?という課題はありますが、このΦというものが意識の定義を根本から変える可能性を示唆しています。 意識とは情報量ではなく分離不可な情報のネットワークが担っているという概念は衝撃的で、アーサーケストラーの言う「機械の中の幽霊」そのもの="還元主義では説明の出来ないもの"が意識の元ではとはたと気が付きました。 そうであれば、Φの値が高いネットワークやアンドロイドは意識を持つのでは・・・ これからの研究が期待される理論だと思います。 蛇足ですが、ニューロンは生まれた時には多く繋がっているが、成長に従って接続が断たれていくことによってΦが増大するという説明も、"子供は天才、大人になっていくほど馬鹿になる"という概念と一致していて面白かったです。 久々に満点の5点の本でした。 竹蔵
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うーん。難しくてよく分からず。 意識の仕組みは複雑で、たとえば統合的であるってこと? ただ、意識の壮大さは少しわかった気がします。 手のひらに乗る大きさの物体から無限の可能性を持つ意識が生まれているわけですからね。 この本は答えを求めて読むと迷子になります。 答えは分からないけれ...
うーん。難しくてよく分からず。 意識の仕組みは複雑で、たとえば統合的であるってこと? ただ、意識の壮大さは少しわかった気がします。 手のひらに乗る大きさの物体から無限の可能性を持つ意識が生まれているわけですからね。 この本は答えを求めて読むと迷子になります。 答えは分からないけれど、そこにはロマンがあるよね、みたいな印象でした。
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