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美しい日本の私 角川ソフィア文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/04/01 |
JAN | 9784044094812 |
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美しい日本の私
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美しい日本の私
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
川端を斜めから楽しむ勢だが、けっこう正面から読んで、いいなと感じた。 そして誠に月並みなことに、よく聞く(引用される)ものほどいいな、と。 @ 川端のノーベル賞受賞記念講演を軸に、日本文化について述べた随筆を厳選! ノーベル賞授賞式に羽織袴で登場した川端康成は、古典文学や芸術...
川端を斜めから楽しむ勢だが、けっこう正面から読んで、いいなと感じた。 そして誠に月並みなことに、よく聞く(引用される)ものほどいいな、と。 @ 川端のノーベル賞受賞記念講演を軸に、日本文化について述べた随筆を厳選! ノーベル賞授賞式に羽織袴で登場した川端康成は、古典文学や芸術を紹介しながら日本の死生観を述べ、聴衆の深い感銘を誘った。その表題作を中心に、今、日本をとらえなおすための傑作随筆を厳選収録。 【目次】 ●美へのまなざし 花は眠らない 1950★ 美について 1950 美しい日本の私 1968★ 秋の野に 1968 女人なれども 1969 夕日野 1969 ほろびぬ美 1969 美の発見と存在 1969×2★朝のガラスのコツプの光り 日本文学の美 1969★ 日本美の展開 1969 鳶の舞う西空 1970 ●戦争を経て 同人雑記 1937 平和を守るために 1949 私の考え 1951 東西文化の架橋 1957 ●日本文化を想う 末期の眼 1933★竹久夢二ディス 純粋の声 1935 紫外線雑言 1936 日本の母 1942 「日本の母」を訪ねて 1942 哀愁 1947 思い出すともなく 1969 水晶の数珠など 1970 春 1955 付録 Japan the Beautiful and Myself(美しい日本の私) エドワード・G・サイデンステッカー訳 解説 大久保喬樹
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川端康成のノーベル賞記念講演を中心にまとめた1冊。 古典、四季、芸術など様々な視点から日本人が持つ美意識を振り返っている。 こういった心の豊かさが筆を走らせている源となっているのかと感じた。 読み返したくなる1冊。
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美しい日本の私 川端康成 自然の美は限りがない。しかし人間の感じる美は限りがある。 美を感じる能力は、頭だけではむずかしい。美に出会うことである。 自然はいつも美しい。しかし、その美しさは、ある時、ある人が見るだけなのだろう。 渇食かっしき 年若い剃髪していない僧侶 揮毫きごう...
美しい日本の私 川端康成 自然の美は限りがない。しかし人間の感じる美は限りがある。 美を感じる能力は、頭だけではむずかしい。美に出会うことである。 自然はいつも美しい。しかし、その美しさは、ある時、ある人が見るだけなのだろう。 渇食かっしき 年若い剃髪していない僧侶 揮毫きごう 字や絵を描くこと 春は花夏ほととぎす秋は月冬雪さえて冷えしかりけり 道元禅師 山川草木さんせんそうもく 自然。 森羅万象 しんらばんしょう 宇宙にある一切のもの。 一休さん 大徳寺 枯山水かれさんすい 竜安寺 和敬清寂 わけいせいじゃく なよやか、つつましやか 邂逅 かいこう おもいがけず会うこと巡り会い 表にたつ助け、あるいは裏に潜む力 燗熟らんじゅく 頽廃 廃れていく 勃興 愛憐 鄙びひなび いかにも田舎ぶく 去来する 思いがよさがる
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