商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 英治出版 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784862761712 |
- 書籍
- 書籍
問いかける技術
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
問いかける技術
¥1,870
在庫あり
商品レビュー
3.7
40件のお客様レビュー
本書のキーワードは「謙虚に問いかける」だ。 内容も共感する部分も多く欧米と日本の文化の違いを感じざるを得ない。 謙虚さは日本人には馴染み深くDNAにすり込まれてすらいるようだが、どちらかと言えば「遠慮」に近いかもしれない。 最近はディベートのごとく言い負かす、喋り倒すことが目に...
本書のキーワードは「謙虚に問いかける」だ。 内容も共感する部分も多く欧米と日本の文化の違いを感じざるを得ない。 謙虚さは日本人には馴染み深くDNAにすり込まれてすらいるようだが、どちらかと言えば「遠慮」に近いかもしれない。 最近はディベートのごとく言い負かす、喋り倒すことが目につくため改めて「謙虚に問いかける」 は意識しておくべき。 必要以上に話し手にならず、カウンターのように反射的な言動をとらず、相手が何を求めているのかを理解し、一拍置いてポジティブな謙虚さを持って良質な会話へとつなげていきたい。 傾聴だけでなく、問いかけることも意識しよう。 「謙虚な問いかけ」は相手への興味を示すと共に気付きを与え、程良い距離感と信頼を生む。
Posted by
裸の王様にならないための本。 組織やチームにおいて、メンバー同士が良好な関係を築くために「謙虚な問いかけ」が必要である。 この「謙虚」は、へりくだるということではない。「自分は周りに助けられている」と自覚することと、相手に対して良い意味で「興味と好奇心を持つこと」であると解釈。...
裸の王様にならないための本。 組織やチームにおいて、メンバー同士が良好な関係を築くために「謙虚な問いかけ」が必要である。 この「謙虚」は、へりくだるということではない。「自分は周りに助けられている」と自覚することと、相手に対して良い意味で「興味と好奇心を持つこと」であると解釈。 著者は「謙虚な問いかけ」について「こういう風に問いかけなければいけない」という技術的なものは存在しないという。大切なのは自分が話す・相手に対して決めつけをすることなく、謙虚な気持ちを待って様々な問いかけをしていくことだと思う。そうすれば自然と周りの空気も良くなっていくだろう。 また、これは肩書を持つ役職者やチームのリーダーだけではなく、自分自身に対しても効果がある。感情的に反応するのではなく一旦立ち止まり自分自身に問いかけることで、無意味な争いを避けられる可能性がある。 各章の最後にまとめがあるが、1章6章7章を読めば十分である。あとは実践するのみ。
Posted by
謙虚に問いかけるのはまず自分自身に対して。その上で、自らの弱さ、哀しさ、憤り、自信のなさ等々を受け入れて初めて他者に対してもその様な態度で接せられるようになると思う。 しかし、その作業を一人でやることがどれ程困難か。 著者は、しきりにリーダー層に向けて「謙虚になれ」と意識改革を...
謙虚に問いかけるのはまず自分自身に対して。その上で、自らの弱さ、哀しさ、憤り、自信のなさ等々を受け入れて初めて他者に対してもその様な態度で接せられるようになると思う。 しかし、その作業を一人でやることがどれ程困難か。 著者は、しきりにリーダー層に向けて「謙虚になれ」と意識改革を迫るが、もはや個人の努力義務として課すだけではどうしようもないくらい社会は歪んでしまっているような気もする。 これができないリーダー達も、それはそれで歪みの被害者のようにも思われる。そしてそんな歪みの中で生きているからこそ、自分自身に謙虚に問いかけられるようになるためには、他者の協力が必要不可欠なのではなかろうか。歪みを生むのも人間なら、そこから救うのもまた人間だ。 その協力が得られる「場」、戦わないでただただ自分のことを話し聞いてもらえる、そして他者の話も聞ける「対話の場」が作られていることが、当たり前になってくるとよいな。まずはできることから一つずつ。
Posted by