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いま見てはいけない デュ・モーリア傑作集 創元推理文庫

ダフネ・デュ・モーリア(著者), 務台夏子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2014/11/21
JAN 9784488206048

いま見てはいけない

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商品レビュー

3.7

23件のお客様レビュー

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2024/05/07

先が読めないハラハラ加減に、早く読み進めたくなるところを、ぐっと堪えて堪能。とてもおもしろかった。 一番好きなのは十字架の道。

Posted by ブクログ

2024/04/21

不条理、ホラーチックなものなど、様々なジャンルの短編集。 表題作は、子供を失くした傷心の夫婦の旅行中に起こる不可思議な体験談。妻の方が行方不明になったかと思いきや…不思議な結末。

Posted by ブクログ

2022/11/18

 1966年、1970年、1971年に出版された原著からセレクトして訳出されたデュ・モーリアの短編集。  やはりこの作者の文体は濃く、なかなか巧みに書かれており、それを辿ってゆく読書体験は一種の「充足」である。このような「充足」を感じさせる文章といえば、久生十蘭を思い出す。それは...

 1966年、1970年、1971年に出版された原著からセレクトして訳出されたデュ・モーリアの短編集。  やはりこの作者の文体は濃く、なかなか巧みに書かれており、それを辿ってゆく読書体験は一種の「充足」である。このような「充足」を感じさせる文章といえば、久生十蘭を思い出す。それは単純なパロールの流れというよりも、よく寝られたコンポジションだ。  そんな完成度の高いデュ・モーリア文学だが、本書のうち、巻頭の「いま見てはいけない」はオチが弱くて、そこに至るまでは秀逸なだけに惜しいような作品だった。  最後の「第六の力」はSF小説。こんなものも書いたのかと驚いた。1編のSF短編として、ちゃんと水準に達していると思う。

Posted by ブクログ

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