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静おばあちゃんにおまかせ 文春文庫
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静おばあちゃんにおまかせ 文春文庫

中山七里(著者)

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静おばあちゃんにおまかせ 文春文庫

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784167902407

静おばあちゃんにおまかせ

¥858

商品レビュー

3.7

118件のお客様レビュー

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2024/12/17

毎度おなじみ、どんでん返しの帝王 「中山七里」大先生の小説でございます。 今回ももれなくあります。大どんでん返し。 ぼくが80代であれば間違いなくラストの展開に 驚きすぎて心臓発作おこして天空へ飛び立ちます

Posted by ブクログ

2024/11/14

読んでいて何度も赤川次郎さんの著作かと勘違いしそうになった。若い警察官とさらに若い一般人の女の子という組み合わせと、個性豊かでなぜか昭和を感じるキャラクター設定、割とぶっ飛んだ仕掛け、などが三毛猫ホームズシリーズを連想させるのかな…? 全体的に軽快な印象だけど、正義について、人...

読んでいて何度も赤川次郎さんの著作かと勘違いしそうになった。若い警察官とさらに若い一般人の女の子という組み合わせと、個性豊かでなぜか昭和を感じるキャラクター設定、割とぶっ飛んだ仕掛け、などが三毛猫ホームズシリーズを連想させるのかな…? 全体的に軽快な印象だけど、正義について、人を裁くということについて、などを深く考察できる一冊になっている。

Posted by ブクログ

2024/10/18

痛いところをついたミステリー。 冤罪、外国人労働者、宗教団体、独裁国家、隠蔽、暴力団、癒着…。 物語の形にしながらも、読者に現実世界の問題諸々を意識させることにも重きを置いているような気がした。10年前の作品ではあるが、一層この問題が色濃くなった今読むと、彼の眼にうつる日本はどう...

痛いところをついたミステリー。 冤罪、外国人労働者、宗教団体、独裁国家、隠蔽、暴力団、癒着…。 物語の形にしながらも、読者に現実世界の問題諸々を意識させることにも重きを置いているような気がした。10年前の作品ではあるが、一層この問題が色濃くなった今読むと、彼の眼にうつる日本はどう見えているのか気になるところではある。 それにしても中山七里のミステリーは盤石で隙がなくて面白い。ただ、登場人物の容姿に対する言及やら絶妙に色恋沙汰を含ませる感じ、その描き方が若干生理的に気持ちが悪い。どうしたものか。前までは感じなかったのに、今回はそれを露骨に喰らったような気がした。作者の暗い面がそこに投影されているのかな、とも邪推してしまう。逆にそれを感じる私にもコンプレックスがあったりして。 法曹界はよく分からないけど、法律を知ることは自分を守ることのような気がしたし、その中で己を律することも可能なのかもしれないと思った。だが、現実はそうではないんだろうし、もっともっと腐敗しているんだと思うと、一体私は何に守られ、何を守って生きないといけないのか分からなくなってきた。 静おばあちゃんのような人と暮らすのは息苦しいが、少し円が羨ましい感じもした。法律家といい、医師といい、世間で体裁の良い職業はどうしてこうも世襲制というか同じ職業に就こうとするんだろ。だからこそ、腐敗が進み、大事なところで大事なものを見落とすんだろうね。 憤りが判断によるものか感情によるものか 正義とは困っている人を助けること どんな高邁な精神を持っていても、自分の同族を冷徹に殺めてしまう人はいない。1人の個人になる。 小言がカチンとくるのは図星だから 理解されているという前提があるから最後には角を引っ込めて笑い合える。 全ての女性にはオオカミに誘われたいという願望がある、という嘘 宗教は麻薬と似ている 詐欺師というのは自分がついた嘘に酔っているから、その嘘を逆手に取る人間がいるなんて想像していない 明治6年までは仇討ちが許されていた 人が人を捌いていた 人は与えられた情報でしか物事を考えられない。類推できなきゃ。人は無意識のうちにその情報が本当だと信じようとする。相手の話を最初から嘘だという人はそういない。 権力を持った人間は自分が正義だと思い込んで、その正義を揺るがすものを赦そうとしない 叛乱は成功した暁には革命という名称に変わる

Posted by ブクログ

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