商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2014/10/01 |
JAN | 9784575517170 |
- 書籍
- 文庫
誰かが足りない
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誰かが足りない
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商品レビュー
3.6
111件のお客様レビュー
久しぶりの宮下奈都さんの作品。 レストランを舞台に6組それぞれのお客さんの物語。 レストランでのお話かと思いましたが、レストランに来る事になった経緯までが中心となっています。 それぞれの物語は派手さは無いのですが、生きるってそうなのかもと思わされます。解決してスッキリするお話では...
久しぶりの宮下奈都さんの作品。 レストランを舞台に6組それぞれのお客さんの物語。 レストランでのお話かと思いましたが、レストランに来る事になった経緯までが中心となっています。 それぞれの物語は派手さは無いのですが、生きるってそうなのかもと思わされます。解決してスッキリするお話ではありませんが、帯に書いてある、「足りないことを哀しまないで、足りないことで充たされてみる。」そういう事か、と。 どう思い考えるかは読者次第と言われているような感じがしました。
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「誰かが足りない。いつからか私もそう思っていた気がする。それが誰なのかはわからない。知っているはずの誰か、まだ会ったことのない誰か。誰なんだろう。いつ会えるんだろう。わからない。ずっと誰かを待っていることだけはわかっているのに。足りないのは、もしかしたら、私──。私はいつかの私を...
「誰かが足りない。いつからか私もそう思っていた気がする。それが誰なのかはわからない。知っているはずの誰か、まだ会ったことのない誰か。誰なんだろう。いつ会えるんだろう。わからない。ずっと誰かを待っていることだけはわかっているのに。足りないのは、もしかしたら、私──。私はいつかの私を取り戻したいのではないか。あるいは、まだ見ぬ私に新しく出会いたかったのではないか」
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6つの短編集。どの主人公にも共感できたし、皆んな何かしら葛藤しながら生きているんだな、と。 うーん、、しかし全体的にあんまり深い印象が残っていないのは、日常に溶け込んだ話すぎたからか?
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