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誰かが足りない 双葉文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 双葉社 |
| 発売年月日 | 2014/10/01 |
| JAN | 9784575517170 |
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誰かが足りない
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商品レビュー
3.5
122件のお客様レビュー
お久しぶりの宮下奈都さん。どこにでも居る、また自分自身の中にもある登場人物が、”ハライ”を通して踏み出そうとする。宮下さん自身が、美味しい料理とともに一歩を踏み出したのだろうか。いくつになっても、踏み出したい時に立ち寄れる場所があるといいなと感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どこかの国の言葉で晴れを意味する「ハライ」というレストランに10月31日18:00に予約した人々の連作短編6作。 みんな「誰かが足りない」という思いを心のどこかに抱えていて、全てのお料理がとても美味しいハライに何らかの思いを持っている。 予約1-彼女が同級生と結婚してしまったコンビニで働く男性 予約2-ご主人が亡くなって認知症の症状が出始めている女性 予約3-係長になり、彼氏が同僚と結婚したクミちゃんとその幼なじみ(所謂不良)のヨッちゃん 予約4-母が病気で亡くなったことをキッカケに引きこもりになった、ビデオカメラを手放せない男性と妹とその友人 予約5-レストランでオムライスをひたすら料理する男性と少しでも眠りたい女優の卵 予約6-誰かが失敗することを臭いで嗅ぎとってしまう女性と従兄弟 みんな「ハライに行こう」と思えた時に、前を向いてそして未来に向かって一歩踏み出している。 私も自分のハライを見つけよう。 宮下さんのエッセイ「はじめからその話をすればよかった」では、読者の人気は6等分で、作者のお気に入りが人気という訳ではないとかいてあったけれども、宮下さんのお気に入りはどれなんだろう? 私のお気に入りは予約3だ。
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分かりやすい、優しい物語だった。うっすらとした寂しさが絵になったような日々の中に、訪れた「ハライ」というレストランでの幸せな時間が、しみじみとしみる。 読む本の中にはむずかしい漢字ばかりの時がある。鋭く心の中をかき回してあとはわずかに理解の外にあるような疑問符を残す。考え続けて著...
分かりやすい、優しい物語だった。うっすらとした寂しさが絵になったような日々の中に、訪れた「ハライ」というレストランでの幸せな時間が、しみじみとしみる。 読む本の中にはむずかしい漢字ばかりの時がある。鋭く心の中をかき回してあとはわずかに理解の外にあるような疑問符を残す。考え続けて著者の深遠な思いに気が付いたり、迷路に迷い込んだりする。 そんな何かを求める読書もたまにはいい。生きている実感がある。それでもこうした暖かい日々を優しい言葉でつづってくれる小説に、癒されたいときもある。 文字好きが選ぶ文章は、生きていく指針だったり喜びだったりするが、生活の中で、そんな文字好きだけでなく、いろいろな手段で喜びを感じて生きている人に感動する。アスリートは身体を使って、書家は墨と筆で、料理人は食材で人を慰め喜ばす。幸せの輪に包み込まれるなら何だっていい。読書家の世界にだけにとどまらない、自分に合った生き方がある。 「ハライ」というレストランの評判がいい。行ってみたいけれどまだ行ってない人たちが、幸せな時間を過す事になる。6組の人たちが「ハライ」に行くことになった出来事が、そのちょっとした心の旅が暖かく書かれている。 何げない生活が描かれてはいるが、中でも 「予約 4」 ビデオ越しでないと生活できなくなった僕。何をするにも右手に重いビデオカメラを持っている。 三年前に母が何気ない微笑みを浮かべてもうすぐ死ぬのだといった。そして死んでしまった。その笑顔を憎み人が信じられなくなって部屋に閉じこもった、結婚する姉や妹のことを思うとそれではいけないと気が付いてはいた。姉の婚約式の時ビデオ係をかって出てみた。それは勇気がいったが何とか写すことができた。それからはビデオカメラ越しなら何か変化が起きるのがみつかるのではないかと探し続けている。 妹の友人が転がり込んできた。学校にも行かず昼間もひっそりと過ごしているだけ。静かな彼女に僕はいらいらしたが、次第に彼女の存在にもなれていき、彼女がこもっているわけを知った。彼女は言う「ビデオは過去じゃないですか」 妹は僕にも友人にも何も聞かなかった、彼女と二人でおにぎりを食べた。窓を開けて季節の風を感じた。 「ねぇ ハライに三人で行かない?」と妹が言った。 かいつまんだけれどこんな話が6編、レストランに行くだけのことに勇気がいったり、日常のこだわりを解決したり、孤独を乗り越えたり、ささやかな気持ちの切り替えで、足りない誰かや何かを見つけて席を埋めるいい話
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