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思考の取引 書物と書店と
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思考の取引 書物と書店と

ジャン・リュック・ナンシー(著者), 西宮かおり(訳者)

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思考の取引 書物と書店と

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2014/08/28
JAN 9784000259903

思考の取引 書物と書店と

¥2,090

商品レビュー

3.9

12件のお客様レビュー

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2024/12/10
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認識論のおすすめの本である。書物と書店とという副題がある。原題に忠実な訳である。本の装丁は見事であるが、活字が小さくうすいという岩波の難点がある。大学生よりも高齢者が読むほんであろうから、装丁一杯に活字を大きくするか、新書版の薄い本としても活字を大きくできるであろう。

Posted by ブクログ

2024/12/07

ハッキリと理解した訳では無いけれど、ところどころ感覚として腑に落ちるというか、スっと心に入ってくる文章があって、読んでいて心地が良かった。 装丁も魅力的。

Posted by ブクログ

2024/07/14

書物と書店についての思考素、様々な風景を想起させる文体です。 フランス語、ラテン語、シェイクスピア、ディドロとダランベール、モンテーニュ…。 「書物とは、飾り棚に並べたりテーブルに置いたりできる物ではなく、紙に印刷されたテクストでもない。」 「むしろ、その一方から他方へと赴く...

書物と書店についての思考素、様々な風景を想起させる文体です。 フランス語、ラテン語、シェイクスピア、ディドロとダランベール、モンテーニュ…。 「書物とは、飾り棚に並べたりテーブルに置いたりできる物ではなく、紙に印刷されたテクストでもない。」 「むしろ、その一方から他方へと赴くもの、ないし、両者間の緊張のただなかに身を置くものなのだ。」 確かに本というものは、閉じたり開いたりするもの。 <開け伏せ>が大事だというならば、人間もそうであってほしいなあと思います。 来るべき管理・監視社会において、それらの目が行き届いてしまう未来だからこそ、個人としては、開けっぴろげに順応する自己でもなく、引きこもって没交渉になる自己でもなく、自分を世界へ閉じながらも開くという絶妙を身につけることが肝要なのかなあと思ったからです。 分かるようで分からない、そんな哲学エッセイ集です。

Posted by ブクログ