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薔薇を拒む 講談社文庫

近藤史恵(著者)

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¥649

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2014/05/15
JAN 9784062778343

薔薇を拒む

¥649

商品レビュー

3.4

32件のお客様レビュー

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2024/02/21

事件の真相を究明する部分よりも、主人公の青年の心情に焦点が当てられている。ラストの状況が一番のミステリで、全体を通してなぜこうなったかを丁寧に書いているような印象。

Posted by ブクログ

2023/08/13

施設で育った博人は進学への援助を申し出た資産家の持つ家に住み込みで働くことに。そこには血の繋がらない美しい母子と使用人たちが。隔絶された湖畔の美しい家に絡みつく愛憎と復讐の糸。 深窓の令嬢をキーに主人公たちの過去の傷や心の闇が少しずつ紐解かれる緊張感あふれる近藤さんのミステリ、...

施設で育った博人は進学への援助を申し出た資産家の持つ家に住み込みで働くことに。そこには血の繋がらない美しい母子と使用人たちが。隔絶された湖畔の美しい家に絡みつく愛憎と復讐の糸。 深窓の令嬢をキーに主人公たちの過去の傷や心の闇が少しずつ紐解かれる緊張感あふれる近藤さんのミステリ、今回もその複雑な感情の絡みと主人公がすっきり救われない切ないお話を楽しませていただきました。ただ、本作では割と早めに犯人に目星がついたり、オチがどこかで読んだような感じだったりと王道のミステリ感がありました。もう少し心の迷宮に誘って欲しかったというところでちょっと残念でした。 いつもそうなのですけど、近藤さんの作品の背後には冷た〜い日本の社会が横たわっていて、差別やジェンダーの問題が物語にふわりと浮き上がってきたりします。今回も一度社会から弾かれてしまうと戻れない、再チャレンジの難しい日本の社会やそこで突き落とされる孤独、社会的な死みたいなものを思わされました。一方で出てくる湖畔の家の晩秋の風景を思い浮かべながら、こんなところで馬を世話しながら本に埋もれて暮らしたい、と思ってしまいました。あと、犬がかわいそう。

Posted by ブクログ

2023/04/14

交通の弁が悪い別荘地に身寄りの無いイケメンの若者2人が呼ばれた。そこには可愛い女の子と母親と男性家庭教師、執事、料理人庭師などが居て、絶対に何かが起こるであろうというシチュエーション。そこで起こった殺人事件。最後には、イケメン若者が手に入れたものは…中々面白かった。

Posted by ブクログ

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