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冬山の掟 新装版 文春文庫
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冬山の掟 新装版 文春文庫

新田次郎(著者)

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冬山の掟 新装版 文春文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/01/04
JAN 9784167112424

冬山の掟 新装版

¥770

商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

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2025/12/06

 この人の小説はこれで何冊目だろう?ゴツゴツした高山の岩場のような装飾の少ない文体は、山にスリルや厳しさを求める山屋を強く惹きつける、、、と思う。私は、そうして惹きつけられている。  冬山……というか、雪山を舞台として人が死にまくる短篇集。  私も数年前に雪山にはまり、1シーズ...

 この人の小説はこれで何冊目だろう?ゴツゴツした高山の岩場のような装飾の少ない文体は、山にスリルや厳しさを求める山屋を強く惹きつける、、、と思う。私は、そうして惹きつけられている。  冬山……というか、雪山を舞台として人が死にまくる短篇集。  私も数年前に雪山にはまり、1シーズンではあるが狂ったように登りまくったのを覚えているが、GPS機能もあり、どんな吹雪の中でも道を誤り遭難するということはなかった。どうして登場人物はGPSを使わないのか?と思ったら、初版が昭和34年とのこと。大変失礼しました……。  各短篇においては、気のゆるみがあっという間に死に直結する雪山の怖さが描かれている。中には、色恋沙汰や男のヒステリーなど極めて間抜けなものもあり、それもかなり古い小説ということも相まって、こういっては何だが自分には遠い世界のできごとに思ってしまいがちだ。  ただ、自分の雪山での行動も、今になって思えばあまりにも迂闊だったなと思う。初めての雪山での食事を軽視したハンガーノック、装備不足による靴の中への雪浸入、猛吹雪によるホワイトアウト、悪天候なのに「折角来たから」と続行し、登山数時間後の雪崩……などなど。特にホワイトアウトの時は、スマホがダウンしたら道が分からなくなり確実に死んでいただろうに、その時は自分が危機一髪の状況であることを意識すらしなかった。  他方で、表題作では冬山の掟を破ってでもチームメイトを慮る気持ちにより行動し、結果として悪い結果を招いてしまったパターンもある。そこに情けや容赦などあるはずもなく、「掟」に従わない者への罰が淡々と下される。  空の青さを除けば白い雪と黒い岩の三色しかない雪山は、絶対的な美しさと生命の存在を拒む冷酷さを併せ持つ。軽率な輩も心温かな者も、容赦なく呑み込む。それが雪山の魅力なのだなと、この本を読んで初めて言語化された気がする。今シーズンは行けるだろうか。

Posted by ブクログ

2024/12/13

短編集で様々な雪山登山の自然を相手に登る恐さを書いている。読みやすいのはもちろんだが人間のエゴは昔も今も変わらずそして自然に対してちっぽけな存在だと充分分からせる内容だった。 新田作品は集めているがこの本も何回も読み返したい作品で手元にないのが惜しい。

Posted by ブクログ

2023/08/21

遭難短編集 最後まで読み切る前に図書館に返却 書かれた時代が今より昔なこともあり、若干感覚が違うシーンはあるけれど面白い 面白いけど、すごく面白いわけじゃない 暇つぶしにはとても良い

Posted by ブクログ

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