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気ぬけごはん
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気ぬけごはん

高山なおみ【著】

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気ぬけごはん

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 暮しの手帖社
発売年月日 2013/11/30
JAN 9784766001822

気ぬけごはん

¥1,430

商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2024/06/27

料理家が気の抜けた日に作るなんでもない食べものと日々を語るエッセイ。 この人の本は感想が書きづらい。読んでいるあいだほとんど無になっている。冷蔵庫に残った余り物たちの偶然の出会いから生まれる「気ぬけごはん」は、読みながら美味しそうとか真似してみようかとか思うのだが、読み終える...

料理家が気の抜けた日に作るなんでもない食べものと日々を語るエッセイ。 この人の本は感想が書きづらい。読んでいるあいだほとんど無になっている。冷蔵庫に残った余り物たちの偶然の出会いから生まれる「気ぬけごはん」は、読みながら美味しそうとか真似してみようかとか思うのだが、読み終えると何も覚えていない。 たぶん散々言われているんだろうけど、武田百合子の文章に似ていると思う。夫のスイセイも百合子から見た武田泰淳に近いような。『富士日記』に書き込まれた献立は料理の名前が並んでいるだけで、レシピも味の感想もないのに妙に美味しそうに感じるが、高山なおみの書く食もなにかそういう、彼女自身の生活のなかにあって光って見えるものだという気がする。川底の石のような。

Posted by ブクログ

2022/01/22

何気に買った本です。高山さんは同世代で(多分)、上の世代の料理家さんで育った私はご縁がありませんでしたが、若い頃何度も読んだ「すてきななあなたに」や「エプロンメモ」を思い出させてもらいました。こういうのが好きなんだなあ、私、と再確認。

Posted by ブクログ

2021/05/03

 表紙の「気の抜けた絵(すみません)」が魅力的で手に取った。よくある料理家の人が作ったおいしそうな料理写真とわかりやすいレシピが連なったものだと思っていたが、写真は一切ない。その代わりにレシピが生み出されたストーリーが描かれている。レシピそれぞれにストーリーがあるのが良い。気張ら...

 表紙の「気の抜けた絵(すみません)」が魅力的で手に取った。よくある料理家の人が作ったおいしそうな料理写真とわかりやすいレシピが連なったものだと思っていたが、写真は一切ない。その代わりにレシピが生み出されたストーリーが描かれている。レシピそれぞれにストーリーがあるのが良い。気張らない家族だけの食卓を彩るレシピが描かれている。  著者はレストランのシェフを経て料理家になった。文筆家としての顔も持つ。  好きな本や旅行先で食べた料理、TVなどからインスパイアされて上手く自分なりに再現されている。さすが料理家なセンスに憧れます。  自分が料理をすると、気合を入れて手の込んだものか5分あればできる超手抜きごはんのどちらかしかない。この本に描かれている料理はそのどちらでもなく、気張らないでも手を抜いているわけじゃない料理。私のような極端な料理生活だと確実に疲れてしまう。「パジャマの上下が違う」ように気の抜けた料理を作る時があってもいいと気づくことができた。

Posted by ブクログ

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