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宣教と翻訳 漢字圏・キリスト教・日韓の近代
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宣教と翻訳 漢字圏・キリスト教・日韓の近代

金成恩【著】

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宣教と翻訳 漢字圏・キリスト教・日韓の近代

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京大学出版会
発売年月日 2013/09/02
JAN 9784130860451

宣教と翻訳

¥5,940

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2014/02/20

“God”をどう訳すか、で韓国と日本のキリスト教の運命が分かれた。同じ漢字圏でありながら、韓国は神(シン)ではなく、ハナニム、チョンジュ(天主)その他にするか、長い間検討が重ねられ、唯一神を正しく認識できるように配慮した。そして古代高句麗で唯一神が信仰され、ハナニムと呼ばれていた...

“God”をどう訳すか、で韓国と日本のキリスト教の運命が分かれた。同じ漢字圏でありながら、韓国は神(シン)ではなく、ハナニム、チョンジュ(天主)その他にするか、長い間検討が重ねられ、唯一神を正しく認識できるように配慮した。そして古代高句麗で唯一神が信仰され、ハナニムと呼ばれていたらしいことから決着。一方、日本はほとんど迷うことなく、神(かみ)とした。このことを津田左右吉さえもが「日本語雑感」の中で書いているというのは興味深い。 また韓国の宣教にあたって1884年に米国の宣教師ルーミスが日本人の手でキリスト教布教を着手すれば、強い反日感情から宣教の成功には致命的」と書いている書簡は驚き。米国人による宣教が今の韓国のキリスト教の隆盛を招いたという。

Posted by ブクログ

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