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獣の奏者 外伝 刹那 講談社文庫
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獣の奏者 外伝 刹那 講談社文庫

上橋菜穂子(著者)

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獣の奏者 外伝 刹那 講談社文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/10/16
JAN 9784062776608

獣の奏者 外伝 刹那

¥880

商品レビュー

4.1

141件のお客様レビュー

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2024/09/14

この外伝が読めて本当に良かった 本編では語られなかったエリンとイアルの馴れ初めも嬉しかったし、エサル師の若い頃もよかった あの経験をしているからこそのエサル師の考え方があるんだなぁとしみじみ思う 1番嬉しかったのはソヨンとエリンの話 本編でのソヨンはエリンにだけじゃなくすべてのも...

この外伝が読めて本当に良かった 本編では語られなかったエリンとイアルの馴れ初めも嬉しかったし、エサル師の若い頃もよかった あの経験をしているからこそのエサル師の考え方があるんだなぁとしみじみ思う 1番嬉しかったのはソヨンとエリンの話 本編でのソヨンはエリンにだけじゃなくすべてのものに対して淡々としており、エリンに愛はあるんだけどどこか血が通っていないというか…冷めたイメージが拭えなかったのだけど、今回の短編を読んですごく嬉しくなった 私にとってこの話も外伝自体も〈余分な一滴〉ではなく、必要なものだった この外伝を読んだからこそ本編での違和感や理解できなかった心情なんかもスッと胸に入ってきたのでとても良かった

Posted by ブクログ

2024/08/31

エリンとイアンの馴れ初めや、エリンの母ソヨンの若い頃の話など、本編で語られなかったエピソードが収められた1冊。 ファンには興味深い内容だが、ストーリーとしては特に驚きも感動もなかった。

Posted by ブクログ

2024/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

完結編を読み終えた、エリンが死に、イアルが死ぬまで、家族で過ごした時間を語るジェシを読み終えたとき、どうにも外伝を読む気になれなかった。エリンとその周囲の人たちのその後の結末を知っているがために、生きていたころのエリンやイアル、エサルの物語を改めて読み直す気持ちになれなかった。意を決して外伝を読みはじめてもなお、やっぱり生きているエリンたちの物語を読んでいることの違和感はずっとあったように思う。そうした意味で、タイトルの「刹那」という言葉が、物語によく合って見えた。どの物語も登場人物たちの人生の中で見れば一瞬のような幸せな時間が描かれる。 一番印象に残ったのは、エサルのセリフだった。 たとえ病を癒しても、パミは礼を言わない。ーそれが獣ノ医術のいいところだ。自分がなんのために病を癒しているか、見誤らずにすむ。 病を癒すのは、獣に頼まれたからではない。自分がそうしたいから、やっているのだ。 病が癒え、痛みが消えたその姿を見たいから、やっているのだ。(p335) 『獣の奏者』に出てくる登場人物たち全員に共通した考え方だったように思う。獣ノ医術師にせよ、セ・ザンにせよ、ジェシが生まれてきたことにせよ、自分がなんのためにそれをするのか、登場人物たちが、それを見誤らない、あるいは、それを見つける物語だったのだと、この外伝を読んで、本編に対するイメージが変わった。 面白い。けど、本編を読んでから、時間を置いて読みたい本だった。

Posted by ブクログ

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