獣の奏者 外伝 刹那 の商品レビュー
エリンとイアルが結ばれるまでの話と、エサルの学生時代の恋の話が主軸。さらに今回文庫化にあたり、エリンが幼い頃のソヨンのストーリーも書き下ろされたらしい。個人的にはエサルの若き頃のストーリーが、「読めてよかった」と感じた。自分に似ていると思ったのかもしれない。再読するときは、1.2...
エリンとイアルが結ばれるまでの話と、エサルの学生時代の恋の話が主軸。さらに今回文庫化にあたり、エリンが幼い頃のソヨンのストーリーも書き下ろされたらしい。個人的にはエサルの若き頃のストーリーが、「読めてよかった」と感じた。自分に似ていると思ったのかもしれない。再読するときは、1.2のあとに外伝を読んでから3.4を読むと、時系列的にわかりやすく、人物像に深みが出るかもしれない。
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身分など、しがらみが多い背景があるなかで、 エリンやイアル、エサルやユアンの葛藤や覚悟が描かれている。 外伝は重めな家族愛、恋愛、命のお話。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「綿毛」が読みたくて。外伝は読んだことあったのですが、改めて文庫版を買って読みました。ソヨンのことを知れてよかった。本編に書いてある生い立ちの情報だけでは、「なんて不幸な人なんだろう」という感想で終わってしまっていました。せっかく一族を離れてまで共に生きたいと思えた人と一緒になれたのに、先立たれてひとりエリンを育てる人生はつらかっただろうなと。その答えが書かれていて、たくましさに胸が熱くなりました。 「秘め事」がやっぱりこの本の肝なのかなあと思います。ユアンのことがずっとよくわからなくて、頭に残っていたのですが、読み返すと「物言わぬ王獣のよう」な彼の姿がつかみ取れる気がします。何一つ不自由ない、用意された伴侶と添い遂げる飼育された王獣のような一生。焼けつくような破滅願望を、ずっと抱えていたのでしょうか。それでも、エサルと過ごした山小屋での研究の日々は、彼にとっても宝物だったんじゃないかと思わずにはいられません。どんなにそれが身勝手な行いだったとしても。なんて静かで、悲しい抵抗なんだろうかと。
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久しぶりの獣の奏者。 外伝があったとは知らなかった。 それにしても物語が上手い。 特にエサルの物語がすごくいいです。 ファンタジーの天才なのには、普通の恋愛ものも相当イケる人なんですね。
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上橋菜穂子作品だから⭐︎5ではないです。 特にエサルの物語は外伝とは思ない深みがありました。なぜラザルではなくカザルムなのか、なぜ教導師になったのか、なれたのか「本編では余分な一滴」になってしまいかねないもの。 それにエリンとイアルの馴れ初めなど時間が経ったからこそかける物語も最...
上橋菜穂子作品だから⭐︎5ではないです。 特にエサルの物語は外伝とは思ない深みがありました。なぜラザルではなくカザルムなのか、なぜ教導師になったのか、なれたのか「本編では余分な一滴」になってしまいかねないもの。 それにエリンとイアルの馴れ初めなど時間が経ったからこそかける物語も最高でした。
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連続して上橋先生。 あとがきでは、獣の奏者は球体のようで、あえて書かない物語は無数にあるとのこと。 あの物語の裏で何があったのか。 本編では描かれなかった短編集。
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んー、何だろ、自分の中に「上橋菜穂子=児童文学」という括りが出来上がっているからなのか、ちょっと抵抗を感じる部分もあって、本編ほどのめり込めず。 でも、エサルの父が彼女に残した言葉は、子供のいない私にも、そうありたいと思わせるものであった。
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獣の奏者外伝。エリンとイアルの馴れ初めやエサル師の若い頃の話などを含む4篇が収録された短編集。エリンがどのような気持ちでジェシを産むこと決めたのか、そんな葛藤が心に響きました。またエサルの少女時代の恋愛が切なく、彼女の決意に感動した。ストーリーは前巻で完結済みだが、キャラクターの...
獣の奏者外伝。エリンとイアルの馴れ初めやエサル師の若い頃の話などを含む4篇が収録された短編集。エリンがどのような気持ちでジェシを産むこと決めたのか、そんな葛藤が心に響きました。またエサルの少女時代の恋愛が切なく、彼女の決意に感動した。ストーリーは前巻で完結済みだが、キャラクターの人物像の深掘りによって、より獣の奏者が好きになれます。
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外伝もおもしろかったです。 本編を再読したくなること間違いなしです。 大人になってから獣の奏者シリーズを読んだ人が味わえる感動があります。
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命が息づいている文章。妊娠中に読んだこともあり、生きる喜びに溢れた物語に触れることができて元気付けられた。
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