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恋歌

朝井まかて(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/08/23
JAN 9784062185004

恋歌

¥1,760

商品レビュー

4.2

199件のお客様レビュー

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2026/09/14

朝井まかての『恋歌』を読んだ。 舞台は江戸時代末期。
尊皇攘夷運動が盛んな時代だ。 主人公の登世は、水戸藩士に恋をして嫁いだ。 水戸藩は地元なので、偕楽園など馴染みのある場所が出てくると親近感が湧いた。 天狗党のことは以前から知っていたし、水戸藩では内乱によって多くの人材が失われ...

朝井まかての『恋歌』を読んだ。 舞台は江戸時代末期。
尊皇攘夷運動が盛んな時代だ。 主人公の登世は、水戸藩士に恋をして嫁いだ。 水戸藩は地元なので、偕楽園など馴染みのある場所が出てくると親近感が湧いた。 天狗党のことは以前から知っていたし、水戸藩では内乱によって多くの人材が失われたことも知っていた。
しかし、それがどれほど凄惨な争いだったのかは、本書を読んで初めて実感した。 登世は、のちの中島歌子。
実在した歌人で、樋口一葉の和歌の師でもある。 そんな人が、若い頃にこれほど激しい時代を生き抜いていたとは知らなかった。
その生き様は、まさに波乱に満ちている。 読み終わった『恋歌』を玄関に置いておいたら、父親がページをめくっていた。 父は長く俳句をやっているので、「恋歌」というタイトルに惹かれたのかもしれない。 そういえば私も、若い頃に短歌でやり取りをしたことがあった。 『恋歌』を読みながら、そんな昔のことまで思い出し、少し懐かしい気持ちになった。

Posted by ブクログ

2026/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

樋口一葉の師、中島歌子の半生を描いた物語。 タイトルから恋愛モノかな?と思っていたらとんでもない。激動の人生でした。 中島歌子さんの事は全く知りませんでしたが、ちょうど幕末物の漫画を読んで理解が深まっていたので、イメージはしやすかったです。 血で血を洗うような復讐の連鎖を断ち切った歌子さんの心の強さ。そして澄さんが受け入れてくれて本当に良かった。 なんの罪もない親族まであんな目に合う。それもほんの少し前の日本の話。とても恐ろしかった。

Posted by ブクログ

2026/08/25

恥ずかしながら天狗党も中島歌子さんも初めて聞いた。大政奉還はとんでもない歴史的な出来事だったんだなと今となれば理解できるが学生時代はテストの暗記のために覚えた程度でもっとよく勉強したいとおもった。私は山口県出身なので勝てば官軍ではないが、負けた藩のことをあまり知る機会もなかった。...

恥ずかしながら天狗党も中島歌子さんも初めて聞いた。大政奉還はとんでもない歴史的な出来事だったんだなと今となれば理解できるが学生時代はテストの暗記のために覚えた程度でもっとよく勉強したいとおもった。私は山口県出身なので勝てば官軍ではないが、負けた藩のことをあまり知る機会もなかった。子供たちが処刑される場面はとても胸が苦しくなった。とても切ない話だったけれど歴史のことも含め読んでよかった。

Posted by ブクログ

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